「だんごむしそらをとぶ」 みんなの声

アニメちっくな絵ではなくて非常に繊細に描かれた絵です。だんごむしだけでなくていろいろな虫も丁寧に描かれていてじっくり読みたい本です。少し前からだんごむしやいろいろな虫に興味を持ちはじめた娘が喜ぶかなと思い読んでみたらもう一回読んでの声が聞けました。ただの空想の世界だけではなくてちゃんとだんごむしの特徴も教えてくれます。例えば足が１４本あったり蜘蛛も食べれないぐらい固いということなど。ますますだんごむしに興味を持つこと間違いありません。

人間に見つかると、すぐに怖がって丸くなってしまう、ふだん気にもとめていない存在のだんご虫。
そんなだんご虫には、ある大きな野望があったのです。それは、なんと空を飛ぶこと。
はたしてどうやって空を飛ぶというのでしょうか。
でも、彼はやり遂げてしまったのです。それは、夢のような一日だったに違いありません。
松岡達英さんの写実的な絵は、虫達の世界を実にリアルに描きあげています。それは、ふだん私達が、人間の目線では、なかなか見ることができない世界に、私達を連れて行ってくれるかのようです。
虫好きには、きっと堪らないと思います。虫嫌いな子でも、思わず惹き込まれてしまうお話です。

小さいころは平気で手に乗せて丸くして遊んでいただんごむし。
大きくなるにつれて虫たちがだんだん苦手になり、
だんごむしも触れなくなっていました。
・・・が、この本と出合って、小さいころの記憶がムクムク。
だんごむしがすごくかわいく見えるようになってきたのです。
我が家の子供たちも、外でだんごむしと遊ぶ時には
いつもこの本のことを思い出すらしく、
「だんごむしも空を飛びたいのかなぁ・・・」と言っています。

子供に大人気？のだんご虫くんが冒険するお話
いつか空を　飛びたいなぁと　夢見てるだんご虫くん

なかなかの発明家で冒険家！
だんご虫が空を飛んで　お花の花粉を美味しそうに
食べる姿・・・
大人には、？なんでしょうが
虫好きの男の子なら
だんご虫くんと一緒に　冒険を楽しめるんじゃないでしょうか
他の虫達もたくさん出てきます。絵もそれぞれ　丁寧に描かれていて　とても楽しめる絵本だと思います。

我が家の息子と娘は、ミミズでも毛虫でも手にのせてナデナデしているぐらい虫が好き。なので、最近、松岡さんの本ばかり読んでます。中でもこの本は秀逸！ただ虫の生態が書いてあるだけでなく、だんごむしが空飛ぶマシンまで作って旅に出てしまうのですから。娘は、だんごむしが空に飛び立つ絵を見て大笑い（なんでここで笑うのか……意表をついているから？）。クモが「おいしくない」トンボの羽をくれるシーンも面白がっています。私は、だんごむしがマシンの設計図を描いて工作をしている絵が細かくて好きです。だんごむしだけでなく、周囲の虫も非常に綿密に描かれているのですが、子供にはまだそこまでわからないようでした。この本は、ゆっくり絵を見ながら読むのがいいですね。

子供の頃って、虫とかに興味を持ったりしますよね。虫が嫌いなお母さんも絵本の世界なら大丈夫。ぜひお子さんと虫の世界を楽しんでみて下さい。『だんごむしそらをとぶ』は、空を飛びたいなと思っただんごむしが、いろんな工夫をして空を飛ぶというお話です。空を飛んだあと、どうなるかは本を読んでからのお楽しみです。本を開くと、まるで本物の虫たちが本の中から出てくるような絵が描かれています。文字が小さめになっているのは、絵の世界を楽しむためかもしれませんね。読み終わったら、きっとだんごむしと遊びたくなるかもしれませんよ。

母は、虫が大嫌いです。
息子は、そんな私に似たらしい。
アニメや、アーケードゲームで、どれほど虫がもてはやされようと、虫は怖いらしい。
とりあえず、子供にも社会があるので、お付き合い程度には虫の名前は知っているし、
塗り絵なんかもするけれど、本当は、アリ一匹触れない。
虫の写真も、実はちょっと怖いらしい。
さあ、これは困りました。虫なんか嫌いだっていいじゃない、と思うけど、
一応は男の子ですからね。
女の子が、虫に「きゃ〜」なんて悲鳴を上げてる横で、顔を引きつらせている男なんて、格好がつかないじゃないですか。

というわけで、ダンゴムシシリーズです。
とってもリアルだけど、とってもかわいいダンゴムシが主人公。
ちょっと引き気味に見ていた息子も、ストーリーの面白さと、
空を飛ぶ機械に興味をひかれたようです。
この絵本、普通に虫の好きな男の子も大好き。
虫好きさんも、虫嫌いさんも、読んでみる価値ありです。
女の子には…どうかな？　ちょっとリアルだから怖いかも。

空を飛びたいと言う大きな夢を持った「だんごむし」が、トンボの羽を借りて実現する。しかし、自分の知らない世界を探検して初めて、自分の住む世界の良さを実感する。
この様に、大きな夢を持つ大切さとその現実の厳しさを理解できるところが面白い。また、描かれている絵も、非常にリアルな感じがし、情景が細密に表現されており、子供たちを虫の世界に引き込むこと間違い無しである。

画がとってもリアル！細かいところまで正確で、虫好きの子にはたまらない作品です。だんごむしが空を飛んで大冒険。子供は大喜びでした。

楽しくほのぼのとしたお話でした。
だんごむしがなんだかカワイイかった。
だんごむしには空を飛ぶという夢がありました。
ある日、とんぼの羽を手に入れます。
だんご虫が飛ぶために体を鍛えたりしてなかなかカワイイ。
見やすいし、読んであげやすいかったです。
でも昆虫図鑑のようなリアルな絵だったりするけどね。
昆虫好きのお子さんにはいいかも。
うちの子は、楽しんでいましたよ。