10までの数字を2回数える絵本です。谷川俊太郎さんの詩のような文章で、覚えて口ずさみたくなります。
一方で、絵は少し紛らわしい気がします。ページの中の数ごとの区切り方がページによっていろいろで、表紙のかたつむりもどんどん増えるのかと思いきや、1の時は1匹、2の時も1匹、でも3の時は3匹で、4ではまた1匹・・・という具合に秩序がありません。(息子はかたつむりを数えようとしていたので、途中でわけがわからなくなってしまいました。)
絵そのものは鮮やかで愛嬌のあるものですが、数を数える練習に使うには使い勝手が今ひとつのように思いました。