「ちいさなあめふりぐも」 みんなの声

雨雲は雨がふるからと、みんなから嫌われています。
でも、お友達が欲しいのですよね。
一生懸命に追いかけている姿は、小さな子供とおんなじに見えます。
驚きの展開で、お天気雲に変化して、みんなに喜ばれていましたね。
でも、雨雲のときには焚き火を消していて、ちゃんとみんなの役に立っていましたよね。

「せなさんの絵本だ！」も、すぐわかる娘です。
ちいさなあめふりぐもは、みんなと遊びたいだけなのにちょっと
かわいそうだなあって思いました。でも、最後にはあめふりぐもじゃ
なくなってよかったね。泣いてる様子があわれだったからどうなる
ことかと思いましたが（怒って大きなあめふりぐもになっちゃったら
どうしよう！？とか）ハッピーエンドでよかったです。
せなさんの言葉を読んだら、「子どもの世界にも、こんなことがあるの
ではないでしょうか」とありました。
このちいさなあめふりぐもと、ちいさなこどもと重ね合わせて描いたの
ですね。確かに、小さな子どもは、ただ仲間にいれてもらいたい
だけなのに、みんなから疎んじられたりすることってありますものね。
娘だって幼稚園でお友達とお互い一緒に遊ぼうとしたり、嫌がられたり
嫌がったり・・というのもありそうです。
でもこのくもと自分たちが一緒だなあって考えもしないだろうな（笑）。

私的にとっても意外な展開で、読んでいて楽しかったです。ネコがあんな行動をするとは想像の範囲を超えました！！子供は、雲のキャラクターがとっても気に入って喜んでいました。ネコが雲に水を放水したのはちょっと怒っていました。

せなけいこさんの絵本は、子供達が大好きで沢山読んでいます。

今回は、楽しく遊んでるネコ達の所へ、好奇心いっぱいの「あめふりぐも」がやってくるお話。

当然、雨が降るので、猫達は逃げますが・・・何で逃げちゃうのかが分からない「あめふりぐも」。

あの手この手で、猫達と仲良くなろうとします。
最後は、ホッとする展開に、安心しました。

あめふりぐも、とおてんきぐも。
雲って同じじゃないんだなーというのを
分かりやすく描かれています。
お友達になりたいのに雨降り雲は
あめを降らしてしまうので、かわいそう。
でも、おてんきぐもになれば大丈夫！

子供が好きな猫も出てくるし
切り絵が特徴のせなさんの絵はあたたかい。
二歳の息子も楽しんで聞いてくれました。
3歳からとあるけど、もうすこし小さな子でも
大丈夫かなと思いました。

子ねこが三匹で遊んでいます。
何をやっているんだろうと近づいたあめふり雲…
好奇心で近づいたのに、雨を降らせてしまって大迷惑。
逃げられても、また近づいてしまう困った雲さんです。

せなけいこさんの『切り絵』で作られるかわいい世界。ねこさんたちの表情、身体の動き、そして模様等、ここまで表現できるのかと、その技術の高さに驚かされます。
雲とねこさんのかかわり方にも、深い意味がありそうです。子どもから大人まで、それぞれの立場で、いろいろなことを考えることができると思います。

あめふりぐもが，仲間に入りたくて
ねこちゃんたちの前に現れるのでですが，
雨をふらすからって，逃げられちゃうんです。
雨だって，とても大切なものなので，
仲良く，仲良く！！って
思っちゃいました。

最後は，あめふりぐもがおてんきぐもに
変わり，なんとか，なかよしになりました♪

私は，あめふりぐもも，大切にしたいなって
思いましたが，みなさんはいかがでしょうか？？

ちいさなあめふりぐもが友達ほしさに
ねこちゃんたちに寄ってきます
お陰でねこたちは行くところ行くところ雨降りになり、
そのしつこさについに怒ってしまいます

かわいい展開に　せなけいこさんらしい感じがでていて
大好きです。
こんな事なら日々の雨降りにも優しい気持ちで過ごせそうです
息子も雨降りの日に
「あめふりぐも一緒に遊びたくなったんだね」とかわいい事といいました

雨雲だって友達が欲しいんです。
あの手の手でネコ達に近づこうとするけど
ネコは雨が降るのは嫌なんですよね〜。
でもかわいそうだな・・・と子供たちと話していたら
意外な結末でした。
外見とかで嫌うことはいけないのでは・・
と、考えてくれた子供の気持ちに成長を感じる絵本でした。

ママたちに人気のあるせなけいこさんの絵本です
切り絵でこんなにもねこちゃんの表情が出せることに本当に感動してしまいます
今回はあめふりぐもさんの表情も、悲しさや笑顔までもが細かくて、心情が伝わってきます
最後の子猫の列は圧巻です！器用ですねホントに