新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784751525401
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,491
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 村上春樹の翻訳版です

    • ピンピンさん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 香川県

    何の見返りも求めず、与えて、与えて、与えて、与えて…最後は切り落とされても、献身的でいられる木
    大人が読んだら、涙、涙、涙…の絵本ではないでしょうか。自己犠牲の尊さを歌った絵本だと思いますが、感動はするけど、どちらかというと好きではないかも。

    投稿日:2019/05/25

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  • また、読み返してほしい

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    10歳の息子と読みました。

    すごく有名な絵本で、何ヶ国語にも翻訳されている絵本。
    私自身も昔、外国語で読んだことがあり、
    日本語でも読んだことがありますが、
    なんだか今回受ける印象と違ったような気がします。
    調べると、村上春樹さんの訳でない絵本もあるんですね。
    前の読んだのはきっとそっちの方かな。

    こんなに有名な絵本にも関わらず、息子が読んだのは
    今回が初めてのよう。

    木がどんどん小さくなるのに対して、
    ぼうやはどんどん成長して、
    そして最後は一緒に小さくなっていく様子が、
    とっても切なく、なんだか悲しくなったようです。

    思えばこの木の存在というのは、親のようだな。
    いつも見守って、一緒にいたいけど巣立っていく子供たち。
    何かあるときだけ言いに来る子供たち。
    悲しい気持ちになりつつも、ぼうやが大きくなっていくのが、
    そしてぼうやの役に立てるのが、嬉しかった木の気持ちが、
    親になった今、痛いほどよく分かります。

    なんだかとっても切ない物語。
    息子と一緒に読めてとってもよかったと思います。
    そして息子が成長してお父さんになったときに、
    また読み返してほしいと思いました。

    投稿日:2017/04/20

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  • 子どもに読むのをためらう絵本でした。この絵本のリンゴの木は男の子の母親ではありませんが、多くの人はリンゴの木を母親的な誰かに置き換えて読むのではないでしょうか。一方的に搾取される誰かは健全でしょうか。母親ではない誰かを一方的に搾取する男の子は健全でしょうか(母親を一方的に搾取したら不健全ですね)。人間は弱いものだからリンゴの木が必要なのでしょうか。誰かを尊重するには理性のリミッターが必要ですが、この絵本は、そのリミッターを外す手助けをしそうです。この男の子のように信頼を押し付けて搾取する人達や、そういう人達に便乗して、リンゴの木のような人に野次を飛ばしていじめて利用しようとつきまとう人達が現実にいるだけに、複雑な気持ちになりました。それでも、この絵本がヒットするのが現代社会なのですね。

    投稿日:2016/12/29

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  • しあわせの、えほん。

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     しあわせって、なんだろうね。
    ひとりの人間として考えるとき、
    まるで神さまの前で、素っ裸で説明しているようで、
    あまりの不甲斐なさに気が遠くなる私です。
     
     愛と、しあわせを知るいっぽんの木。
    淡々と進む時のなかで、しあわせを追い求めるひとりの少年。
    ふたりは互いに大好きなのに、しあわせはすれ違う。
    読んでいる人をまきこんで、しあわせを考える。

     このえほんには、影がない。
    黒い線で描いたシェル氏の絵と、黒い線の文字と、白い紙。
    その清々しい画面に、私は感動する。
    ことばでは伝えられないしあわせを、身をもって示すいっぽんの木の
    慈愛に満ちたすがたに、涙があふれます。
     ただひとつ、シェル画伯が躊躇しただろうところに
    胸をなでおろした私です・・・「なんてなれませんよね。」に。

     永く読み続けられるよう努力を重ね続けるみなさんに
    感謝、感謝、感謝です。

    投稿日:2016/11/07

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  • 訳者の村上春樹さんの後書きにホロリ…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    昔読んだことがありますが、改めて読み直しました。
    ある程度年を重ねてから読むと、また違った味わいのある作品でした。
    特に、邦訳者の村上春樹さんの後書きにはいろいろ考えさせられるものがありました。

    本文中に何度か
    「木はしあわせでした」という言葉が出てきます。
    “少年(人)”はたっぷりと“木”の愛情を受けて育ったにもかかわらず、
    木と同じように相手を第一に考えられない生きものなんだな〜と、悲しくなりました。
    もっともそういう人ばかりではありませんが、ここに登場する“少年”は、割とよくいる人間の象徴のような気がしました。

    たしかにいい本ですが、朝の読み聞かせなどに使うにはちょっと重たいテーマかもしれません。
    読むのなら、一人読み(黙読)をお薦めします。

    投稿日:2016/09/19

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  • 人間によりそいつつ、、、

    人間の育てた木だとしても、こうも自分の好きにするのはどうかな、と思う結末でした。

    人間が育って、りんごくれ、はいいかも。売るためにたくさんもらう(木のすすめでもあるけど)、とか、木を切ったり倒して家具や家を作り、最後は切り株を椅子に。

    自然ではあるけど、人間の残酷さも感じてしまいました。難しい話かもしれません

    投稿日:2016/04/23

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  • 木と少年のお話

    最初に見たのが本屋で、なんとなく手にとって見てみたら、
    中は白黒。
    読み進めていくうちに、どんどん話に入り込んでいきました。

    ずっと変わらずそこにいる木。
    変わっていく少年。
    そのやりとりの物語です。

    結果に賛否両論あるそうですが、
    私はそういうものではないのか、と納得した内容でした。

    色が付いていない絵なので、
    子どもと一緒に色をつけてみても面白いと思いました。

    投稿日:2016/02/25

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  • 自分を犠牲にしてでも

    好きな芸能人がこの絵本を話題にしていたことがあり興味を持ちました。

    一人の少年が老人になるまでの、少年と大きな木のお話です。
    少年のことが大好きな木は自分のりんご、枝、さらには幹まで与えてでも、大好きな少年にしあわせになって欲しかったのです。
    少年がしあわせになれるのなら自分は幹がなくてもいい。
    とても大きな愛です。まさに子供を想う母親のよう。

    少年は老人になり、ようやく自分のしてきた過ち、木の大きな愛に気付いたのでしょう。
    最後にまた寄り添い合う姿に感動しました。

    投稿日:2015/11/01

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  • 木と少年

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    木ととても仲が良い少年のお話。
    時の流れと共にどんどん大きくなっていく少年。
    それと同時に心も変わってきたようで途中切なくなりました。
    寂しいですけど大人になっていくにつれて、こうなるのは分かります。
    少年は変わりましたが、木のところには訪れるんですね。
    人によっては木から奪うばかりの少年の態度が不快な人もいるかも…。
    木は何があっても少年のことが大好きなんだと思いました。

    投稿日:2014/10/22

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  • 深い愛なのか?

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子1歳

    読んだ時期、状況によって感想が変わりそうな本です。
    乳幼児の子育て中のわたしには
    このおおきな木の愛が大き過ぎている気がします。
    大局で見れば、幸せなのかもしれませんが
    与え続けたことで男が人生にうまくいかないことを
    おしすすめたようにも見えるから。
    その教訓も含めて
    この本の良さなのでしょうか。

    みどり地に赤い男の子、
    印象的な表紙、デザインもいい絵本ですので
    一読でも、この本を覚えている方も多いのではないしょうか。
    好きかどうかと聞かれれば、難しいですが
    読んだ人がいれば内容について
    つい語りたくなる本ですね。

    投稿日:2014/09/22

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