「金子みすゞ・てのひら詩集 2［絵本］」 みんなの声

息子が年中の時に、幼稚園で借りてきました。

「私と小鳥と鈴と」「星とたんぽぽ」など、
私も大好きな金子みすヾさんの詩が
いもとようこさんの柔らかい絵つきで
とてもすてきな本でした。

でも、物語や図鑑ばかりを読んでいる息子には
ちょっとよくわからなかったみたいでした。

わたしも詩の良さがわかったのは小学校の
中学年ぐらいだったし、
やっぱり難しいのでしょうか。

でも、こりずに少しずつ読み聞かせの本に
詩も取り入れていこうと思いました。

　みじかなものを、そぼくな言葉で表現するみすずさんの詩は、よむたびにしみじみします。短い詩ですが、じんわりこころにひびいてきます。
　詩にぴったりの、やさしくかわいい、いもとさんの絵もリラックスできます。
　
　みすずさんの詩にぴったりの、かわいいサイズの本。バックにいれておきたいなと思いました。大人女子へのプレゼントにもいいですね。

みずヾの詩は、分かりやすい言葉で書かれていて、でも、とても深い意味が込められています。
そんな詩を集めてあります。

子どものころ、不思議に思うことを、素直に言葉にしてあります。
いろいろな発見をさせられます。
みずヾの心の奥にある熱いものを感じます。

挿絵もいもとようこさんなので、子どもたちにも分かりやすく、親しみがわくと思います。
たくさんの子どもたちに、みすヾの世界に触れてもらいたいです。

金子みすゞさんの１４の詩を集めた作品。第２弾。
短い詩の中に、とってもたくさんの想いが込められていることにまず驚かされました。現実を真正面から捉え、真実を見据えた詩は、私たちの心の中にググっと突き刺さってきます。温かいような切ないような、何とも言えない感情が沸きあがってきます。たまには一人でしっとりと、こんな本を読むのもいいかもしれませんね。