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はじめてのクリスマス

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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ぜっこう」 みんなの声

ぜっこう 作:柴田 愛子
絵:伊藤 秀男
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:2002年07月
ISBN:9784591073018
評価スコア 4.78
評価ランキング 531
みんなの声 総数 26
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  • ぜっこうしたときは……

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    絶好したがくとしゅんたろう。周りの子どもたちもがくが絶交した気持ちがわかります。でもしゅんたろうにはわからない。
    こんなとき、そばで見守る大人はどうすれば良いのか。そんなことを、さりげなく教えてくれる絵本です。
    伊藤秀男が描く子どもの表情が生き生きとしていてすばらしい。

    投稿日:2006/12/29

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  • 小学校に入る前にはぜひ

    しゅんたろうのような子供は、今たくさんいると思います。
    こういったトラブルは、結構多いのでしょうね。
    息子にも、相手の身になって、物事を考える想像力を養ってほしい。
    そう思っていたときに、この本に出会いました。

    あいこせんせいの言葉が一つ一つ、胸に響きます。
    子供達にも分かりやすい言葉です。
    あいこせんせいの行動は、実に見事。
    例えば、あの場面で、「しゅんたろう、君が悪い」と
    ただ、しゅんたろうを責め立てるだけだったら
    どうなっていたでしょう。
    実際、解決方法として、そちらを選ぶ教師や親は、少なくないと思います。
    そちらの方が、簡単ですから。

    子供と子供の間でトラブルがあったとき、
    ぎりぎりまで子供たちだけで、考えさせて、
    最後まで、からまってほどけない部分だけを、大人がときほぐしてあげる。
    ただ、「あなたのここが悪い」と叱るよりも、もっと大変なことです。
    なにがほどけない部分なのかは、よく見ないとわからないことですから。
    しゅんたろうも、大人に叱られただけでは、成長はないように思います。
    自分で何がいけなかったか、しっかり考える経験が大切なのではないでしょうか。
    大人として、出来ればあいこせんせいのようにありたい、と思います。

    投稿日:2006/03/11

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  • 保育歴30年の作者の実話

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子2歳

    作者の柴田愛子さんは保育歴30年というベテラン。
    このお話は 実際に柴田さんが体験された、印象深い出来事なのだそうだ。

    舞台は 子供達の毎日の遊び場である「あそび島」。
    ある日、「がく」は「しゅんたろう」に絶交を言い渡す。
    絶交されてからの しゅんたろうは日に日に元気がなくなっていくが、
    前言撤回したくない がくは、絶交を解かない。

    あそび島の先生の「あいこ」が しゅんたろうに絶交の理由を聞く。
    しゅんたろうは「分からない…」
    がくは「ずっと前のかくれんぼの時、鬼だったのに
    俺のこと見つけに来ないで、お弁当を食べてたじゃないか!」と叫ぶ。
    みんなも口々にしゅんたろうへの不満を言う。
    「しゅんたろうは自分勝手に遊びを変えたりする」とか
    「一番じゃないと怒る」とか。
    そして、あいこ先生の仲介で2人は仲直りする。

    お弁当の時間。
    「お弁当が終わったらハンモック乗ろうぜ」と誰かが言うと、
    しゅんたろうは すかさず「おれ、一番!」
    それが嫌われていた理由の1つなのに、今回はなんだか可笑しかった。
    そして、それに気付いたしゅんたろうも「へへへ…ごめん」と
    照れ笑い。

    誰にでも、子供の頃の喧嘩の思い出ってあると思いますが、
    喧嘩して言いたいことを言い合ったほうが、
    遠慮して言わずにいるよりも、ずっとずっと仲良くなれた気がします。
    大人になった今では、そんなわけにはいきませんけどね。。

    大人は自分の子供に起こり得るトラブルを
    前もって回避したいと思ってしまいがちですが
    そこは敢えて避けて通らず、子供自身にケンカであっても体験させたほうが
    長い目で見たらプラスになるんですよね。
    親の私のほうが、いろいろと考えさせられた絵本であったような気がします。
    人の細やかな感情が描かれているので、小学生向きでしょうか。

    投稿日:2005/07/20

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  • 子供たちのリアルな気持ちが出ています。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    「あそび島」シリーズ、この絵本も伊藤秀男さんのイラストです。
    内容が『けんかのきもち』と、とてもよく似ています。
    こっちも、仲のいい子同士の衝突を描いた絵本です。
    こちらは『ケンカの』に比べると、子供たち双方の内面に入り込み、子供たちがどんな気持ちでいるのかをリアルに伝えてくれています。
    真剣にケンカ(絶交)をし合える友達。もちろん、そのまま絶交をし続けていたら、友達でなんていられなくなりますが…。そんな子供たちを見守りながらも、間に割って入る愛子先生。
    こんな先生がいるから、『あそび島』は素敵なんだなと、感じました。私が子供の時も、愛子先生みたいな先生が側にいてくれたら、よかったのに!

    投稿日:2005/06/29

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  • 時には大人が間に入ることも・・・

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    このあそび島のシリーズは、長男が気に入ってます。

    ある日がくは頭にきて、仲良しのしゅんたろうと絶交することに決めました。
    だんだん元気がなくなっていくしゅんたろう、でも、そのしゅんたろうはなぜ絶交されたのか、理由がわからないというのです。

    作者であり、あそび島の先生であるあいこが、見かねて間に入ります。(実話だそうです。)
    以下のやりとりが、実にいいです。
    しゅ 「もうしないから ぜっこうといてほしい」
    が 「いやだ。とけないね!」
    あ 「しゅんたろうはずっとつらそうだった。これいじょうみてられない。ひとがひとをゆるせないって、よっぽどのことだよ」
    が 「じゃああいこは どろぼうをゆるせるのかよ!」
    あ 「どろぼうするのはわるいことだとおもう。(中略)そのひとのことはゆるせるとおもう」
    が 「じゃあ、ひとごろしもゆるせるのか!」
    あ 「ひとごろしはゆるせない。どんなことがあっても、ひとがひとのいのちをとることだけはゆるせない。ぜったいに」
       (沈黙)
    が 「ぜっこうを とく」

    子ども同士のけんかに大人が出るのは、ルール違反だと思ってる人は意外に多いんじゃないでしょうか?でも、こんな風にこじれてしまったら、やっぱり大人が間に入って、お互いの言い分をよ〜く聞いた上で、仲直りの橋渡しをしてやることも必要なんじゃないでしょうか?
    真剣なあいこ先生の態度に心が打たれました。
    悩みや、迷いがすーっと消えてくような感じがしました。

    文に負けず、迫力のある絵も魅力です。

    投稿日:2003/07/18

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  • 本当は仲のいい友達

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    あそび島のがくがしゅんたろうとぜっこうするって突然叫んだ。しゅんたろうにはそうなった理由がわからない。するとあいこ先生が理由を聞いた。がくは言った。「いっしょにかくれんぼをしていて、しゅんたろうが鬼だった。でも、いっくら待っても見つけに来ないから見に行ったらしゅんたろうはお弁当を食べてたじゃないか」みんなも口々に言った。「しゅんたろうはいちばんじゃないとおこる、かってに遊びをかえたり、遊びをやめたりするしゅんたろうが悪い」って。そのあと、がくとあいこ先生がいろいろ話をして、しゅんたろうが謝りぜっこうはとかれました。今の世の中、子供同士ケンカしてても絶交されている子供がいても見て見ぬ振りをしたりその様子に気づかない大人は多いと思います。自分もあいこ先生のように絶交をとくまで子供を説得できるかと言えば自信がありません。息子もこの絵本にでてくるしゅんたろうによく似ていて、いちばんじゃないと納得しないし、自分が鬼になるとおもしろくなくなったり・・・一番に息子に読んであげたい絵本です。

    投稿日:2003/05/15

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