内容が無い…。いや、いい意味でなのです。何の脈絡もなく「げんきな赤ちゃんが(中略)はいはいしていました。」と始まり
「かえるちゃんがやってきました」
「かめちゃんが…、わにちゃんが…くまちゃんが…やってきました…」
読んでいる私としては何で?何のために?と考えるのですが、この本にとってそれはナンセンスというものなのでしょう。
唐突な文章、背景の無い絵、だけどその中に織り交ぜられるさまざまな擬態語がとても個性的でなんともかわいく思わず声に出してみたくなるのです。0歳の息子も興味ありげに耳を傾けてくれます。
「かこさとしのちいさいこのえほん」とある通り、読み聞かせにはよい本だと思います。子供が言葉を話すようになった時この本の擬態語を真似る様子が今から楽しみです。