まつぼっくりを見つけたところから、
形、種や、水分でしぼむ様子など、
小さい子でもわかりやすい言葉で描かれています。
散歩のコースのどこかしらに落ちている松ぼっくり。
1歳10カ月の息子はみつけると必ず拾って持って帰ります。
「しょんぼりまつぼっくり」が気に入った息子。
この本を読んだ後、以前散歩中みつけた松ぼっくりを
早速水に浸してその様子を楽しむことができました。
拾ったものを工作で使うことはあっても、
それ自体を観察したり、私自身、植物としての楽しみ方を
していなかった事に気づかされました。
まつぼっくりが開く、閉じるという大人にとっては
それだけのことでも、初めて見る子どもにとっては
たまらなく不思議なこと。
当たり前のことを当たり前と思わず、
不思議さを感じる心をもっていたいと感じました。