新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

シニガミさん」 みんなの声

シニガミさん 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,408
発行日:2010年09月
ISBN:9784904188095
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,165
みんなの声 総数 128
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128件見つかりました

  • これからどう生きていくか…

    宮西達也先生の本はかかさず読ませてもらっています。 いつも心に響きます。
    シニガミさんが死ぬ日を決める…。 子ブタは病気で死ぬ日が近づいています。  オオカミは看病して元気になったところをパクリと食べようと狙っています。 シニガミはその様子を見てるうちにどう思ったでしょうか?  そして、オオカミも…。
     子供も最初は冷めたシニガミさんの方にだけ興味を持っていたのですが、二人にだんだんと死が近づいて来るにつれ、あっという間に本の中に引き込まれていき…。
    最後は素敵な終わりかたでした。 沢山の子供に読ませたいです。

    投稿日:2010/10/14

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  • いたいた!とみんな前のめり。

    宮西さんの絵本は家族で大好き。恐竜好きの息子は、夏休みの宿題の感想画はもちろん、宮西さんシリーズのもの。
    で、今回のお話は、恐竜ではなく、オオカミさんとコブタくん、そして、シニガミさんが隠れキャラのようにあちこちに。
    学校の朝の読み聞かせで、子供達のクラスの2年生に読みました。
    シニガミさんの宣告から、子供達は興味津津。いろんな形に姿をかえたシニガミさんをみつけるため、子供達は、グッつと前に寄ってきました。オオカミさんの心の変化を感じとった子供達は、崖のシーンでは、心配そうな顔…。
    朝の短い時間でしたが、ユニークであったかいこのお話に、子供達は笑顔で過ごせました。中高学年の子供達にも「クスッ」を運んでくれそうなので、読んでみようかなと思っています。

    投稿日:2010/10/12

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  • 何を食べたのかな

     うちの子は、テレビで動物ドキュメンタリーの番組をよく見ます。おおかみも必死に獲物をさがしているのを知っています。
     
     そんな子どもは
    「おおかみは、こぶたを看病しているときは何を食べていたんだろう。他の元気な小動物かな」と不思議そうでした。
     こぶたが「自分をたべてください」と言います。なぜこんなことを言うのかなと思いました。

    投稿日:2010/10/09

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  • 良い感じで裏切ってくれます

    大好きな宮西さんの作品。
    今回も、良い感じで裏切って下さいました。そして、すがすがしい気持ちを残してくれました。

    シニガミ?真っ黒な表紙?子供の反応はいまいちなのかと思いきや、怖いもの見たさが旺盛な娘は、興味津々!読んで読んで・・・とせがまれました。

    お腹をすかせたオオカミが病気のコブタに出会うという、自然な流れで物語は始まり、コブタが元気になって、大きくなってから食ってやろうと、これもオオカミが考えそうな、自然な流れ…。
    そこに現れるシニガミさん…。でも、シニガミさんは、大人が想像する所謂”死神”っぽくなくて、色々なものに化けて出てきます。
    先入観のない子供には、すんなりはいってくるシニガミさんです。ページをめくるたびに、親子でシニガミさんを探すのを楽しんでしまいました。
    このように描かれていると、シニガミさんは特別な存在ではなく、実は身近な存在で、いつも近くで見ているんだよ…ということが伝わってきますね。

    お腹をすかせたオオカミが、なんで命を掛けてまでコブタを助けようとするのか…。オオカミは母性を感じてしまったのかな〜。
    コブタにとって自分がなくてはならない存在であることを、幼い子に自分が必要とされている喜びを、オオカミは感じたのかな〜。
    人から必要とされているって気持ち、大切ですもの。母親である私は、こんな感想を抱いてしまいました。

    ハッピーな結末は、生きている喜び、生きていく楽しみ、支えあう存在の素晴らしさを教えてくれます。また、同時に、人間に必ず平等に訪れる死を前に、どのように生きるべきかを考えさせてくれます。
    親子で、そしていくつになっても楽しめる一冊だと思います。

    投稿日:2010/10/07

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  • 子どもたちに読みかせたい

    • さるとびさすけさん
    • 40代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子9歳

     わたしは小学校での読み聞かせに関わっています。悲しくなるのは、子どもたちがすぐに友だちに「死ね」ということと、自分に「どうせ死んでしまった方がいい。」という言葉を聞くことが多いことです。本気でそういっているわけではないのはわかっています。ゲーム世代の子どもたちですから、遊び感覚で言っているのもよくわかります。でも、絶対に言ってほしくない言葉です。そんな言葉を発する子を、ぎゅっと抱きしめ、「そんなこと言わなくていいんだよ。」と声をかけてあげます。
     そこで、シニガミさん。子どもたちの近くにいるのなら、そんな言葉を発している子に声をかけてあげてください!!!
     きっと、この絵本のやさしいオチ?に子どもたちはほっとすることでしょう。

    投稿日:2010/10/05

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  • あきらめるな〜!!

    • み〜ど〜さん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 女の子11歳、女の子7歳、男の子3歳

    あきらめるな〜。いいですね。おおかみのやさしさと、強さが、ぐっときます。本の題名に惹かれてページをひらきました。シニガミさんが、しずかで、控えめなところが好きです。そして最後に、もっと好きになりました。よみきかせに、とてもいいお話です。

    投稿日:2010/09/29

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  • 涙が・・・出てしまいました

     涙が出てきました。シニガミ(死神)なんて、怖くて、読みたくないとと思っていました。途中まで、やめようかとも思っていました。でも、引き込まれて、読み終わった時には・・・涙が出てきてました。
     子供たちは、死神を知らないままだとどう感じるのだろう。読み聞かせとして、さらっと読んでいいものなのか?ちょっと考えてみたいと思いました。(子供たちのほうがさらっと受け止めるのかもしれませんが・・・)

    投稿日:2010/10/03

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  • 守り神にもなれる

     この絵本を読むまでは、「死神が忍び寄る=死期が迫る」と思っていましたが、シニガミさんは守り神にもなれるんですね! 
     
     誰も自分が死ぬ日を知っている人はいません。この世で唯一それがわかるのがシニガミさんであり、その日を決めることができるのもシニガミさんです。だからこそ、悲しい運命をも変えることができるんですね。

     シニガミさんの心まで動かしたオオカミのやさしさ。人を思う心って何てすごいんだろう、と純粋に感動します。そして、オオカミの気持ちに応えるコブタもまたシニガミさんの心を打ちます。

     人と人とが支えあって生きていくことの尊さを存分に伝えてくれる作品。自分だけが助かるのでなく、自分も相手も共にしあわせになれる・・・そこにこの作品の素晴らしさがあると思います。

    投稿日:2010/09/30

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  • 宮西さん

    表紙のタイトルに魅せられたのと宮西さんの作品だったのでこの絵本を選びました。特に死神をシニガミと表現しているのが良いと思いました。おなじみの登場人物で嬉しくなりました。今回は特に文章が気に入りました。生きていることの素晴しさを感じられる絵本でした。何故生きようとしないと言ってもらえる豚は幸せ者だと思いました。

    投稿日:2010/09/29

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  • 可愛いお話、素敵なラストです

    娘は、「シニガミ」という言葉をこの本で初めて知って、
    「シニガミ」が語るこのお話の冒頭から興味津々。
    どちらももうすぐ死んでしまうというコブタとオオカミの行く末に、
    大人でも引き込まれます。

    ラストのドッキリな語り口に一瞬「えっっ?」とさせられて、読後には面白かったーと思えました。

    学校などでの読み聞かせでも幅広い学年にウケが良さそうです。

    木や葉っぱに姿を変えた「シニガミ」の表情など、絵がユーモラスで可愛いので、決して怖くなく、小さい子でも楽しく読めると思います。

    投稿日:2010/09/16

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