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バーバパパのはこぶね」 みんなの声

バーバパパのはこぶね 作:アネット・チゾン タラス・テイラー
絵:アネット・チゾン タラス・テイラー
訳:山下 明生
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1975年11月
ISBN:9784061287631
評価スコア 4.46
評価ランキング 10,948
みんなの声 総数 70
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70件見つかりました

  • ハッピーエンドで安心

    バーバパパシリーズの中では、メッセージ性の強いお話かと思います。
    バーバパパたちが、汚れた地球から動物たちを守るため、箱船に乗せて地球を脱出するのです。
    大人としては、テーマがちょっと重いかなと思ってしまうのですが、子供たちは、いつもの楽しいバーバパパたちのお話として、抵抗なく楽しめたようです。かわいいキャラクターなので、説教臭く感じさせないのかもしれません。
    ハッピーエンドなのも安心しました。

    投稿日:2015/08/05

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  • 40年も前に 受賞レビュー

    バーバパパの絵本は子どもの頃から好きでしたが、この作品を読むのは今回が初めてでした。
    まずタイトルにある「はこぶね」の説明を息子にしてから、読み聞かせをしました。

    読み進めるうちに、想像しているのとは大きく異なる展開にビックリ!
    これが40年も前に描かれた絵本とは・・・
    でも確かに、その頃は今よりもっと公害や自然破壊がひどかったのです。
    美しい緑の地球をいつまでも大切にしなければならないな、と子どもと一緒に考える良い機会となりました。

    この作品に限らず、バーバパパの絵本には実に沢山の動物たちが描かれていますね。
    自然と動物、そして人間との共存が、バーバパパ全作品を通しての大きなテーマになっているように思います。

    私たちにとって、大切なことを教えてくれる1冊です。

    投稿日:2015/08/05

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  • 子どもたちに知ってほしい

    とても考えさせられる内容でした。

    地球から動物も植物もいなくなってしまったら…
    人間だけが取り残された地球は、寂しくて怖くて、胸がズキズキ痛みました。

    きっと多くの人は自然を愛しているし、動物と仲良く暮らしていきたいと思っているはず。
    でも環境問題や動物愛護については、知っていても見て見ぬふりをし、その結果自分たちが見捨てられてしまう事になる…。

    少し重いテーマですがバーバパパというキャラクターがこれだけ愛されているので、小さな子にも安心して読み聞かせできると思います。

    内容がよく分からなくても、本を開いて絵を見て欲しい一冊だと思いました。

    投稿日:2015/08/05

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  • 考えさせられるお話

    環境問題について考えさせられる深いお話でした。
    5才の子供はまだ工場から排出される有毒な煙のことも、動物の毛皮で何かが出来ているということにも全く分かっていませんでしたが、それでも悪い人たちがいると動物がみんな困ってしまうということは伝わっていたようでした。

    この絵本の初版が40年も前だったことにも驚きました。
    バーバパパたちが願った地球に今なっているのでしょうか。
    世界中の子供たちが笑顔で暮らせるよう、環境問題について小さなことでも今自分に出来る事を取り組みたいと改めて思いました。

    投稿日:2015/08/05

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  • 環境問題に迫る

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    『バーバパパのいえさがし』でも、人間の環境開発について問題提起をした風でしたが、
    これはまさしく環境問題を鋭く示唆した作品となっています。
    原作の初版が1971年ですから、ちょうど公害問題などが世界的にも問題視された頃でしょうか。
    自然の中でのびのびとピクニックのバーバパパ一家。
    ところが、バーバパパ一家が目にしたのは、
    公害や猟などによる、動物たちの危機!
    ええ、もちろん、バーバパパ一家は、動物たちの味方ですよ。
    でもね、それでも地球規模の環境汚染はどうしようもないので、
    箱舟ロケット計画で、一家と動物たちは地球外に避難、と、壮大なストーリーです。
    もちろん、人間もちゃんとその愚かさに気づくのですね。
    おお、なんて素敵な展開。
    環境問題について、子どもたちにも考えてもらうきっかけになりそうですね。

    投稿日:2015/08/03

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  • 壮大なストーリー

    きっと、作者のチゾンさんとテイラーさんは、とても環境問題を危惧されていたのでしょう。勉強不足で想像でしかないのですが、バーバパパシリーズには、そう感じさせる本がとても多いです。

    今回も都市化や人間のエゴによって住むところを追われた動物たちを、バーバパパたちが、あの手この手で守ります。

    いつもの団結力で、とってもがんばるのですが、限界が。。。

    そして、とうとう地球をすてて、「はこぶね」にのりこみ、宇宙の別の星へと移住してしまいます。

    この絵本では、人間たちが反省をして、綺麗な地球を取り戻したために、バーバパパたちが帰ってきてくれますが、現実はどうでしょうか?

    私が生まれるよりも前に描かれた、この絵本の、どんどん環境が悪化していくところで止まってしまっているようです。

    なかなか一筋縄ではいかない問題ですが、みんなで知恵をしぼって地球を守っていかなければなりません。バーバパパたちがいない地球は寂しいです。

    投稿日:2015/08/03

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  • 持っておきたい1冊です

    小さな子供にでも、環境問題の事が有る程度分かり易く表現されていて、そこはすごいと思いました。全てを理解する事は出来なくても、汚れた水で動物たちが困っている事、しんどい思いをしている事が分かってくれたようです。そしてすべては人間たちがした事だという事も、教える事が出来ました。そして、その動物たちを必死で助けてあげようとするバーバパパの家族を娘は必至で応援していました。生き物を大切にする、優しい子供に育って欲しい、そう思いました。

    投稿日:2015/07/24

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  • きっかけ

    バーバパパのイメージで絵本をてにとると、びっくりするかもしれません。
    自然を汚染し、私欲のために、動物の命を奪う、自分勝手な人間。
    バーバパパや動物たちは、人間をみすてて、他の星にうつってしまうのです。
    取り残され、人間だけになった地球。胸がいたくなります。
    ストレートで、強いメッセージを描いた巻だけに、好き嫌いもあるかもしれませんが、子どもたちと一緒に、自分たちの地球、環境を考えるきっかけになる絵本だと思いました。

    投稿日:2015/07/31

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  • これは未来のお話!?

    読んでみてビックリ!!
    稀少動物を狙うハンター、工場の排気問題、宇宙へ避難するしかなくなる動物たち…

    ハンターも排気問題も、今でも問題になっていることですよね。でも我が家にあるこの本は、約30年前に主人が大好きだった物。

    え!?そんな昔からこうなるって分かってたの!?

    作者の先見の明に脱帽です…


    動物を守ろうと戦うバーバパパと子供たち。ついにロケットで地球を脱出します。
    灰色の地球に残された人々は、一体どうなってしまうのか…

    現実世界の環境問題とリンクする、考えさせられる一冊です。ぜひ、読んであげて下さい。

    投稿日:2015/07/31

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  • 環境問題

    4歳の息子と読みました。
    彼は…このレビューコンテストの間でバーバパパが大好きになったよう。
    絵がおもしろいらしいです。
    カラフルなバーバ一家がいろいろなものに変身する場面も。

    これは…バーバパパの絵本の中で最も環境問題を訴えかけ、
    作者の方の主張がはっきり表れている1冊だと思います。
    オランダでの初版が1971年。
    ちょうど、公害などが問題になりはじめた、そんな時期でしょうか。

    4歳の息子は、これで公害のことを初めて知りました(…といっても、難しいことを理解したわけではありませんが)。
    いろんな動物がバーバの家に逃げてきたり、
    バーバパパがダムをつくってせき止めてしまうところがおもしろかったよう。

    この本のイラストは、線が細かく、元設計士さん的イラストで私の好みでしたし、
    人間たちのつくった緑いっぱいの集合住宅もよかったです。このような住宅は最近、本当にできていそう。
    本当に、こんな未来になっているといいね。
    息子はロケットの断面図的イラストに大興奮でした。

    投稿日:2015/07/21

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