3歳の娘と読みました。
4ひきの小さいくまちゃんがそれぞれの椅子におすわりしているところに
ちゃいくまちゃんが、やってきます。
ぼくのすわるところが、ないよ・・・
ちゃいくまちゃんの困った顔に、
娘も、悲しそうな顔。
どちらかというと、後からきて座るところがなかったちゃいくまちゃんの
立場に、共感したようです。
ちゃいくまちゃんには椅子を譲りたくないくまちゃんたち。
娘とちゃくまちゃんの困った顔。
最後まで、「ちゃんとすわれるかな・・・」ととっても心配そうな娘で、
無事解決したときには心からほっとした笑顔を見せていました。
こんなふうに絵本の登場人物に共感できるのって、
こどものいいところだな。
このときの娘の困った顔は、いつまでも忘れないでいてあげたいと
親として思った一冊でした。