五味太郎さんの絵本で初めて読んだのが、この「どいてよ、へびくん」でした。
ページをめくっても、めくっても「どいてよ」の、繰り返し!!
この繰り返しが、3歳になったばかりの娘は気に入った様子でした。
私が「どいてよ、へびくん!!」と、何度も何度も言うと、娘はケラケラ笑っていました。
文字が読めない娘でも、簡単に覚えられるセリフなので、気づけば一人で本をひらいては「どいてよ、へびくん!プールに入れないよ〜」と、楽しそうに読んでいます。
お絵かきする時も、滑り台する時も、プールに入るときも、何をするにも…へびくんは、いつも意地悪ばかり。
でも、最後は自ら傘がわりになり雨で濡れるのを守ってくれる、本当は優しい、へびくんを好きになる絵本です。