夏休みの宿題にお手伝いとあり、台所仕事もさせているときに、野菜の切り口の絵本ってないかなぁと思っていた矢先に図書館の返却棚で見つけたので早速借りて読みました。身近何物から、あっと驚くような物までの”中身”を探ってしまう絵本です。見えない所、見えにくい物への好奇心は、子供から大人まで楽しめます。まさに私の期待通りの絵本で、ちょっと教科書ぽい解説と懐かしい感じの絵が、6歳の息子には新鮮だったようです。台所でお料理のお手伝いもしたがり、いちいち切り口をよく観察しているので、私は心の中で、感心感心とうーん仕事がハカドラナイと入り交じって、今夜の料理の味は保証できませんでした。くれぐれも心と時間に余裕のあるときにこの絵本をお薦めいたします。
題名を読むときのリズム感も私好みでした。