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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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おきゃく、おことわり?」 みんなの声

おきゃく、おことわり? 文:ボニー・ベッカー
絵:ケイディ ・マクドナルド ・デントン
訳:横山 和江
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年09月30日
ISBN:9784265068296
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • ねずみのまほう

    ながいあいだ おきゃくが こなくて、
    「おきゃくなんて すきじゃない」と思っているクマのお話です。

    あるひ、突然現れたねずみ。
    クマは、帰ってくれと ねずみを追い出しますが、
    それがもう、このねずみ相当しつこい(笑)
    食器棚の中から、引き出しの中から、冷蔵庫の…
    追い出しても、追い出しても、居るんです。家の中に!!

    文章のリズム、クマとねずみの表情が、ユーモアたっぷり♪
    さすがのクマも、「ともだち」という魔法のちからに
    固まっていた心が、とけてしまうのでした☆

    投稿日:2010/11/26

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  •  アメリカでシリーズ化されている作品だそうです。
     本作が初の邦訳作品ということで、読んでみました。

     人付き合いがおっくうで苦手になってしまったクマ。
     玄関に“おきゃく おことわり”の張り紙までペタリと貼る念の入用。
     ある朝、そんなクマの家のドアをトントンと叩く音がして、・・・。

     追い出しても追い出しても、クマの家に戻っている灰色の小さな体にくりっとした目のネズミ。
     とにかくチャーミングです。
     クマが朝食作りも忘れて、“ネズミ締め出し作戦”に必死になっているのが愉快です。
     そして、ヒョイとどこからかまたネズミが顔を出すのを期待してしまいます。

     根負けの末、ネズミのささやかな望みをかなえてやるクマですが、おもいもよらぬ心境の変化が・・・。

     なるほど、帯に書いてあるように「読みきかせにぴったりです!」でした。

     ドアを閉めたり板を打ち付けるような擬態語が、文末に字体を変えて添えられてあるのがお洒落でした。
     さらに、興奮するクマの台詞や事態の大きな変化での文字の拡大化に笑わされます。
     絵も可愛らしく憎めないキャラクターと地味目な色調ながら、丁寧で明るい描写のクマの家のインテリアに、落ち着いた気持ちで読めました。
     二作目の邦訳も期待しています。

    投稿日:2010/10/25

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  • 掛け合いがおもしろい

    おきゃく、おことわりのクマの家にどうやっても侵入してきてクマと仲良くなろうとするネズミ。クマは1人で過ごしたかったはずだけど、ネズミといることで誰かと過ごすことの楽しさ?を感じていって、ネズミが帰るときにはおもわず引き止めます。お客、お断りだけど、友達は別!というクマの言葉が本当のクマの気持ちでしたね。シリーズがあるようなので手に取ってみたいと思います。

    投稿日:2023/05/07

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  • ネズミが最高

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    長い間誰も家に来てくれず「おきゃくなんてすきじゃない」と思い、
    ドアに「おきゃくおことわり」の張り紙を貼ったくま。

    そこに、現れたネズミが最高でした。
    何度追い返されても懲りずに
    家の中から出てくるのですから。
    子どもたちとネズミが出てくるたびに大笑いしました。

    面白いだけでなく、
    ちょっぴりしんみりする場面もあり、
    読み応えばっちりでした。

    投稿日:2020/05/04

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  • 意固地な寂しがりや

    長い間お客さまが来ないから、「おきゃく、おことわり」の張り紙のをドアにはったくまさんですが、本当はお客さまに来て欲しい寂しさが見え見えです。
    でも張り紙は、くまさんを意固地にしてしまいましたね。せっかくやって来たネズミくんを追い出そうとします。
    ネズミくんのしつこさにはちょっと閉口しましたが、次第に顛末が予想できなくなっていくところが面白かったです。

    投稿日:2018/10/27

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  • 本当は寂しかったんだね

    自分が世界中でたったひとりぼっちだと思ってしまうと、
    きっと自分の世界に閉じこもってしまうのだろうな、寂しい
    自分を守るために。
    クマのかたくなな様子を読んでいてそう思いました。
    でも、くりっとした目のネズミがやってきてくれてよかった。
    ネズミがあきらめないでいてくれてよかった。
    ひとりは気楽だし、ひとりも楽しいけれど、それでも
    誰かとおしゃべりしたり、一緒の時間を過ごしたりするのは
    しあわせで、あったかい気持ちになるもの。

    投稿日:2017/02/10

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  • ネズミがいる!!

    「おきゃく おことわり」のクマ。
    暗くかたくなな表情に、見えました。
    そのクマの周りを、チョロチョロ登場するネズミ。
    「ネズミがいたのです!」と読み上げるたびに、子供たちは大笑いです。
    結末には、ほんわかした気持ちになりました。

    投稿日:2013/11/07

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  • ギャグのようだけれど

    子供は何度も何度もしつこく現れるネズミに大笑いですが、親は、その反面、ちょっと
    ドキっとするかもと思いました。

    冒頭のページで、
     クマのいえをたずねるものは、だれもいません。
     ながいあいだ おきゃくがこなかったので、クマもおきゃくなんて
     すきじゃないとおもいました。
     それで、げんかんに こんなはりがみをはりました。
     おきゃく おことわり

    誰からも振り返られることがことがないと、自分の殻にこもってしまって意固地になって
    しまうことって、ありますよね... 特に今の世の中では... ネズミはクマにとっての救世主。
    何度も何度も諦めずに、関わりあってくれてよかったね、クマくん!

    面白さの中にある作者のメッセージが素敵な絵本でした。
    このクマとネズミの仁義なき戦い?がいつまで続くのだろうと、ページをめくるのにドキドキ
    する、そんな楽しさのある、本当に読み聞かせに向いている絵本だと思います。

    投稿日:2011/12/01

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  • チャーミングなねずみ

    クマに嫌われても嫌われても懲りずに挑戦したチャーミングなねずみに感心しました。クマは最初はやっぱりお客様は嫌っていたと思いますが、何度も何度も懲りずにやってくるねずみに本当はまた来てくれるのか期待してた気持ちもあったような気がしました。一人ぼっちだったクマがお友達と過ごす喜びを感じるようになったのは本当によかったと思いました。「友達は、別?」とまで言ったクマはとても幸せそうでした。お友達って本当にいいなあって思いました。

    投稿日:2011/05/28

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  • さみしいクマを癒したねずみ

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    長いことおきゃくが来なかったクマさんは、ある日、玄関の扉に
    ‘おきゃくおことわり‘
    の張り紙をしてしまいます。

    そんなクマさんの気持ち、なんとなくわかるような気がします。

    自分がみんなから必要とされていないのなら、こちらのほうからそんな社会おことわり、といった具合なのではないでしょうか。

    小さなねずみくんが、そんなかたくななクマさんの心をやわらかく、ほぐしてあげることができるのでしょうか。

    そうです。
    小さなねずみくんだからこそできたのかもしれませんね。

    投稿日:2011/05/17

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