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ピカピカ」 みんなの声

ピカピカ 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1998年12月
ISBN:9784033308302
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • いい話

    娘が自分で選んで借りてきました。

    タイトルが「ピカピカ」で、
    何のことだろうと思ったら、自転車の名前でした。
    ボロボロになって捨てられてしまっていたピカピカが、
    修理されて第2の人生(?)を歩むお話。
    実際に、引き取り手のない放置自転車は、ピカピカのように
    海を渡り、アフリカで役にたっているものもあるようです。
    いらない、と思い込んでいたものが、修理すれば使えて、
    しかも人の命まで助けることができるのだとしたら……、
    と娘も子どもなりにいろいろ考えるところがあったようです。

    猫の名前に「のびた」がいて、娘は大ウケしていました。

    投稿日:2012/02/20

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  • 捨てられた自転車が

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    ピカピカは捨てられた古い自転車です。
    この自転車が女の子によって拾われ、修理屋さんの手によってきれいにされ、船でアフリカへ旅たちます。
    アフリカでこのような再生自転車が役に立っていることを、この本を読んで初めて知りました。
    自転車にもちゃんと心があります。ものを大切にする気持ちをこの本から受け取り、また、困っている人に愛の手をさしのべることの大切さを教わりました。
    放置自転車の数はちっとも減りません。もっと、大切に乗ってあげたいですね。それと同時に、使わなくなった自転車があれば、捨てずに、このような形で再生し、役立ててもらう手段を利用せねばと思いました。

    投稿日:2008/09/05

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  • 6年生の最後に読もうかな

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    道徳的?に読むのは好きではありませんが・・・
    「こんな方法、こんな仕事もあるんだなぁ〜」と
    知ってほしいから読んでみたいです。
    息子たちは6年生になって「職業」について総合学習で
    調べたりしていたようですが、
    あまり知られていないけど、再生自転車が誰かの役に立って
    自分も幸せな気持ちになれる、こんな仕事もあるんですね。

    投稿日:2008/03/13

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  • 物を大切に

    捨てられた自転車が手入れされ、アフリカで活躍するという話です。実話ということで、説得力がある絵本でした。

    読んだ後、物が豊富で物を大切にしない日本の現状の心の貧しさと、物を大切にするアフリカの心の豊かさを考えてしまいました。壊れたらすぐに買い直せばいいと思い、家の中に物があふれていても買ってしまう日本人。そのくせ部屋に入りきらなくなると捨てることを考える矛盾。

    物を買う時に、衝動で買わずに考えて買うことが、真っ先にできることかなと思いました。読んだ後、今の自分のあり方を考えさせられる本です。

    投稿日:2007/06/15

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  • アサンテサーナ!ピカピカ!

    • 茶ジロウさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子5歳、女の子3歳

     放置自転車や、まだ使えそうな粗大ごみ(ごみといっていいものかしら?)、小さくなった洋服・・・・捨てては新しい物を手に入れているような。。。いつのまにか私たちの国は豊かになりすぎて、物を大切にする気持ちが薄れてしまったのかもしれない。この本はそんな私たちの心に問いかけているようにも思えます。
     捨てられた自転車「ピカピカ」はネコのタマや、優しい心のゆきちゃん、自転車修理の名人げんじいさんの助けを得て、あたらしい旅にでます。船に乗ってアフリカへ!!街角の隅で泣いていたピカピカはアフリカで大歓迎されて、大切に使われます。
     こんなに大活躍することができる自転車を捨ててしまう私たち日本人。私たちは、もう少し物を大切にする気持ちを取り戻さなくてはいけないのかもしれません。大切なことに気付かせてくれたピカピカ、アサンテサーナ(本当にありがとう)!

    投稿日:2006/12/03

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  • 心までピカピカ気分

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子6歳

    古くなって役に立たなくなってしまった自転車を丁寧に修理し、再生してピカピカにしたら、今度は、なんとアフリカで活躍するというお話し。
    リサイクルの精神、ボランティアの精神に気付かさせられます。そして、再生したにしても、まさか海外の、遠い遠いアフリカまで渡っていたという意外性に驚きました。
    自転車は、ピカピカになって、また新しい命をもらったわけですが、その自転車が、また更に、アフリカで新しい命を生むための役に立っているところが、すごくうれしいですね。

    投稿日:2006/06/19

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  • 再生自転車の活躍

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    今春小学校を卒業した長男は、6年間使ったランドセルを、
    小学生新聞で知った発展途上国へ贈る企画に応募しました。
    今、長男のランドセルは横浜の倉庫で検品を済ませ、
    アフガニスタン行きを待っています。
    そんな企画をしてくださったジョイセフのHPでこの本の存在を知りました。
    この団体ではランドセルのほか、
    このおはなしのように再生自転車などをアフリカに贈る企画を実施しています。
    作者の田畑精一さんもここで取材を重ね、この作品を描いたそうです。

    空き地に捨てられた自転車のピカピカ。
    ねこのタマや飼い主のゆきちゃん、自転車修理名人のげんじいちゃんのおかげで、
    もとのピカピカの自転車に生まれ変わります。
    げんじいちゃんの勧めでピカピカはアフリカへ旅立ちます。
    心細かったコンテナの旅もなんのその、
    村の助産婦さんに迎えられて働くようになって、
    ピカピカは多くの人たちを救う仕事の手伝いに生きがいを感じるのです。
    綿密な取材により、リアリティのある展開になっています。
    田畑精一さんの丁寧な絵もとても優しさに溢れています。
    国際理解にもいい教材になるでしょう。

    投稿日:2006/05/08

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  • 国際社会を学べる力強い絵本

    私が初めてこの本を手にしたきっかけは、自転車に乗れるようになった子供に、自転車の絵本を読んでやりたくて、図書館で自転車の絵本をたくさん借りて来たことでした。いろんな絵本を読みましたが、自転車の絵本としてはこれが一押しです。捨てられていた自転車が、ゆきちゃんに拾われて、げんじいちゃんになおしてもらい、ピカピカになってアフリカへ行き、人々の役に立つという話ですが、物にあふれた日本を象徴しているようなお話にも感じられます。実際に日本で使われなくなった商品が海外へと運ばれて、再び役に立っているようなことはありますが、そんな国際社会の仕組みを絵本から学べるなんて思ってもみませんでした。また、これは自転車の話ですが、人間だって同じじゃないかと思いました。ちょっとした壁にぶつかってくじけそうな時に、ピカピカのように、立ち直ってまた頑張れたら素敵じゃないですか。最後のページにさりげなく、作者から子供たちへのメッセージが書かれていて、子供を思う作者の心が伝わってきます。ぜひ、読んでみてください。

    投稿日:2006/03/27

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  • 海を越えた自転車

    古くなったから、きたなくなったから、流行じゃなくなったから…そんな理由で、まだ使えるものを簡単に捨ててしまう。
    この本は、ぜひ子どもたちに読んでもらいたいと思います。もののあふれる日本では、大人達の口から「修理するより、買った方が安いわ」ってセリフが簡単に出てしまいます。(昔はそうじゃなかった)子どもたちが、それを当たり前だと受け止めてはいけません。捨てられた自転車「ピカピカ」が、アフリカで人々の大切な”足”として大活躍する姿は、子どもたちに、どんなものでも、それを必要としている人が必ずいるということを教えてくれるでしょう。

    「さっちゃんのまほうのて」を書いた田端精一さんは、この本を書くため、日本←→アフリカを綿密に取材したそうです。

    投稿日:2005/08/14

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  • 空想と現実の間

    教育的要素のある本は難しいですよね。
    メッセージ色が強すぎて硬い印象になってしまったり、面白おかしくするためにメッセージが伝わりにくかったり。
    この本はとてもバランスがよく、オススメ!
    捨てられた自転車、ピカピカの運命やいかに?
    というドキドキの冒険物語ですが、これは半分以上本当の話。
    日本で廃棄された資源が、アフリカへの支援物資としてりっぱに役立っていることを自転車の視点で(!?)描いているのです。
    リアルな現実を伝えつつも、面白い。
    力強くて、温かい。
    作者のたばたせいいちさんが実際にアフリカ取材を重ねられた賜物でしょう。
    とてもすてきな絵本だと思います。
    子供も食い入るように、見ていましたよ。

    投稿日:2004/05/31

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