放置自転車や、まだ使えそうな粗大ごみ(ごみといっていいものかしら?)、小さくなった洋服・・・・捨てては新しい物を手に入れているような。。。いつのまにか私たちの国は豊かになりすぎて、物を大切にする気持ちが薄れてしまったのかもしれない。この本はそんな私たちの心に問いかけているようにも思えます。
捨てられた自転車「ピカピカ」はネコのタマや、優しい心のゆきちゃん、自転車修理の名人げんじいさんの助けを得て、あたらしい旅にでます。船に乗ってアフリカへ!!街角の隅で泣いていたピカピカはアフリカで大歓迎されて、大切に使われます。
こんなに大活躍することができる自転車を捨ててしまう私たち日本人。私たちは、もう少し物を大切にする気持ちを取り戻さなくてはいけないのかもしれません。大切なことに気付かせてくれたピカピカ、アサンテサーナ(本当にありがとう)!