かさいまりさんて、可愛らしい動物の絵本をたくさんお描きになっている方ですよね?
…本当の本当に、この絵本の作者の、かさいまりさんと同一人物なんでしょうか?
本当に、このすがすがしいまでに突き抜けた,オナラ絵本を書いたのでしょうか?
ちょっとうたぐってしまうほど、笑えちゃう、ちょっとエヘヘなお話です。
ぴっけやまにすむ動物たちは、くらべっこがだい好き。
ある日、遊んでいたら、ねずみがぷっとオナラをした。
そのことから、みんなでおならくらべをすることに…
この設定だけでも笑えるのですが、村上さんの、さらっとしたさりげない絵が、また笑いをさらに呼ぶのです。
かさいさんの文章もユーモラス。
ああ、どうしておならのお話って、こんなに楽しいのでしょう!
うんち、おしっこ、お尻、おなら大好きな時期のお子さんに、決してはずせない課題図書として、お勧めいたします。
とりあえず、この絵本、かさいまりさんの絵ではなくて、よかったあ、と思ってしまいました。
だって、かさいさんのお描きになる動物って、まちがっても「放屁」なんかしそうにないんですもん。
(村上康成さんの絵がまたぴったりなんですよね〜)