秋が深まっていく、これからの季節にピッタリの絵本。読んだ後、心晴れ晴れ、爽やかな気持ちにさせられます。
雨の中、遠足バスは走ります。「晴れたらいいな」という子供たちの思いを乗せて。目的地に着くまでの、様々な秋の風景が美しいです。紅葉の山を抜け、田んぼを抜け、野原を抜け、…そしてぶどう山へ登った頃には雨はすっかりやんで、ふと振り返ると空には大きな虹が‥!(この部分が仕掛けになっています。聞いている娘は気づいていたそうなのですが、私は読んでいて気づきませんでした)
親子で、なんだか、とても幸せな気持ちになりました。
裏表紙の、優しい運転手さんの絵にも注目です。