「おやすみなさい おつきさま」 みんなの声

お月さまの絵本が好きで購入しました。
最初読んだ時はあまり子供向きではない地味な感じの絵本に感じました。
でも、何回か読んでいくうちにこの絵本の楽しさに気付きました。
「ねずみさんはどこに行ったかなぁ・・・今度はどこに隠れてるかなぁ・・・」
と子供と一緒にページをめくるのが楽しくなっていました。

色々な楽しみ方ができる本だと思います。

この本を購入したころは、家では　おやすみなさいだけでなく　おはよう　行ってきますなどいろんな物に　いろんな時にあいさつするのがブームになってしまい　それはそれで少し大変でしたが、今では、この本をよんだ後は　ふとんや　本や　電気など目に入るものに　同じようにおやすみなさいとあいさつしています。普段　何気なく使っているものに　あいさつすることで　感謝の気持ちが伝わるような気がしました。

最近娘を寝床に連れて行くと、一旦横になり、寝たかと思いきや私の上に乗って跳ねたり、私の顔にいたずらしたり・・・とすんなり寝なくなることが多くなりました。絵本ナビの皆さんの意見を参考にこの本で眠りをいざなってみよう！作戦を決行しました。色使いも素敵で私好みの絵本でしたし・・・。
結果は〜！大成功！
最初のお部屋の中紹介の時はなかなか興奮冷めず、風船などを差し「おぅっ！」とかお話しているのですが、「おやすみなさい・・・」のページになるとおとなし〜く聞いています。
読み終えるとまた活動（？）を始めるのですが、こちらも負けじと読み出すと、またおとなし〜くなります。
寝ている部屋の身の回りのものにも「おやすみなさい」して語りかけを続けると「ひつじが一匹〜二匹〜」みたいに自分も眠くなっちゃいます。
1ページ毎にカラーと白黒が繰り返されるのですが、最初はオールカラーでない事に損な感じがしましたが、・・・いえいえ！！違います。知らぬ間に暗くなるお部屋はこの白黒ページ無しでは表現がむつかしいのではないでしょうか。
最後の月明かりは本当に自分の部屋からお月様を見ているようです。感動しました！！

ベッドに入って眠ろうとするこうさぎ。
部屋の明かりが消え、月が昇り、部屋も暗くなっていきます。
部屋の様子ががゆっくりと紹介され、一つ一つに「おやすみなさい」。
寝る前の静かなひとときがいいです。
まさしく寝る前の読み聞かせにピッタリ。
最初はごそごそしていたこうさぎも、ほら、安らかな寝息。
ラストは「おやすみ　そこここできこえるおとたちも」。
やはり、マーガレット・ワイズ・ブラウンです。
全編に流れる静かな音も感じてほしいですね。

初めて読んだ時「うちの子にはまだ早いかな」と思っていたのですが、最近夜のお散歩で月を見ると必ず「つっきっ！！」と指差して叫ぶようになったので「あらおつきさま好きなんだ」と思い、試しに読んでみたら、最後までものすごーく集中して見ていてくれるのです（もちろん月がちょっとでも出てきたら連呼）！
「１歳児には長いしちょっと退屈かな？」なんて思っていた私を見事に裏切ってくれました。いつもは楽しく短く元気な内容の絵本やしかけ絵本ばかりを好んでいたのですが、やはりベストセラーだけあり子供を惹きつける何かがあるのだなあと感心しました。飽きずに何度も読んでもらいたがるのでお休み前の一冊にしようと決めました。雰囲気を作って静かに読むと自然に眠くなるようです。

１歳の頃から、寝る前によく読んです。
これを読むと、私も、とても穏やかな気持ちになれます。

うさぎさんが、寝る前に、お部屋の調度品達、お星様、お月様に
「おやすみ」とあいさつする、、、というお話です。
「こんなお部屋で暮らしてみたいな〜」と思える、素敵なお部屋ですよ。

できれば、原書もぜひ手にとって欲しいです。
原書は紙質も、本のサイズも違うので、別物、という感じです。
（ちなみに我が家には両方あります）
何故、子猫、手袋なのか、何故、人形の家、こねずみなのか、、、
オオ〜〜！です。ちゃんと「韻」をふんでるんですよね。
英語では、どうなるのか、想像しながら読むと、また違った楽しみ方ができます。

第一印象は、「？」でしたが、何度も読んでいるうちに、とても味のある作品だと感じるようになりました。
聞いている息子はもちろん、読んでいるこちらまでゆっくり安らかな気持ちになっていきます。
疲れていると親が先に寝てしまいますのでご注意を！

どうやってこんな色を出すんだろう？と思うような色使いです。しっとりとした雰囲気の本で、おやすみには最適だと思いました。

バタバタと慌ただしく一日を終え、ようやく子供を寝かしつける時、この本をゆっくり読んであげると私まで落ち着いてきてほっとします。
子供たちも落ち着いて眠りに入ることが出来ると思います。

シンプルだけど奥の深い絵本だと思います。

　ウサギの子が、ベッドに潜り込み、部屋にある絵やオモチャ、お月様などに、順番に紹介し、一つずつおやすみなさいと語りかけるのです。
　ゆっくりと読み聞かせると、お子さんも一緒に眠ってしまうのではないかなと思います。