林明子さんが描く女の子は、いつも頑張りやでかわいいです。表紙に描かれた通り、大きなリュックサックにたくさんの荷物を持ってキャンプに行くなほちゃん。大きな子たちが行くキャンプに「わたしもいく!」と言い出したので、大変な思いもするのですが、有言実行。メンツにかけて頑張ります。なほちゃんと一緒にキャンプに行ったような気分になれる本です。
もうすぐ幼稚園でまさしく「はじめてのキャンプ」を体験する次女と、既にキャンプを経験済みの長女と読みました。次女は自分となほちゃんを重ねあわせ、一緒にドキドキワクワクを一足お先に体験したようです。一方、長女はかつての自分を思い出しているのか、なほちゃんを見守る立場になっている様子。娘の成長を感じました。