「そんなときなんていう？」 みんなの声

「ホントかよ〜！！」と思わず突っ込みを入れたくなるような究極のありえないシチュエーションに、その後のトンでも回答。
だれもそんなこと言わないって。
でも、この掛け合いがテレビのB級バラエティを見ているようで楽しいのです。
ジョスリンさん、センダックさんごめんなさい。
子どもはこんな話、好きですよ。
私は、このありえなくて毒のないQ＆Aを楽しませていただきました。
そもそも、子どもに「若き紳士淑女としての礼儀」を伝えようとする設定自体が、ありえない発想ですね。
素晴らしい発想ですが、真剣に考えてしまう親いたら、ナットクしてしまうかもしれませんよ。

久々のヒットでした。一度読み終えた後も娘がひったくって見返したほど。
こんな本でしつけされたら、どういう子に育つのでしょう（笑）
躾本と銘打って、あり得ないシチュエーションでリアルな会話を求めるのが楽しい。

親子で、そんなときなんていう？と考えながらページを繰りました。
なんで海賊と宝を掘っているときに呼ばれて手を洗ってご飯食べましょう、なのだ。笑えます。宝が先でしょう、と親子でブーイング。
高学年でも楽しめます。ちょーっと本が小さいけど、 お話会で、そんなときなんていう？と問いかけながら読むとウケると思います。

このようなユーモアたっぷりの本は日本人には書けないものかもしれませんね。センダックの絵もこれまたいいですね。なんていうのかな、って真剣に考えれば考えるほどページをめくれば笑ってしまいます。文章も短いし読み聞かせにいいと思いました｡ユーモアが分かる年代のほうがいいかな､､､｡

この絵本に出てくる人は普通の男の子や女の子ではないので
言葉遣いがとても上品です。

なので、小さい子供が『こんなときなんていう？』のような感覚で
答えを言うと、間違えててしまいます。

間違えてしまうことを「つまらない！」と思ってしまう年齢の場合はやめておいた方がいいかもしれません。
一方、「この言い方は何？」と思う年齢になると「お姫様は言い方がとても上品なのよ」
などと、この絵本を通じて日本語にも上品な言い回しがあることを伝えるきかっけを作ることができます。

子どもに言葉を教えたい人向けの絵本ではないです。
丁寧な言葉と普通の言葉の違いを楽しむ絵本です。
「お姫様とかはこういう言葉遣いをするんだね！」
という感じで。

なので一緒に読むなら幼稚園の年長さん以降かな？と思います。
女の子はお姫様気分になって、丁寧な言い回しを真似したり楽しんでくれそうな気がします。
センダックの独特の世界観が入っているので、好みはわかれそうですが、私は好きです。

娘が年中の頃、出会った絵本です。
小さな子供が、紳士淑女の格好をしてお話が
始まります。
いろんな場面設定があり、かならず最後に「そんなときなんていう？」でおわります。
次のページをひらくと、そのこたえが・・・
たとえば・・・
「あなたはかいものをしにまちへ出る。どきどきそうしたくなるので、
うしろむきにあるいてると、わににぶつかる。」
「そんなときなんていう？」
という具合に（笑）
ありえない設定での問いかけに、子供は笑いながらも一生懸命
なんて言うかな？と考えます。
幼稚園での読み聞かせでも、子供たちの反応がよかったですよ。

ユーモアたっぷりで、腹をかかえて笑ってしまいました。

学校での読み聞かせで、子どもたちに応えてもらいながら読みました。
いろんな答えがあって、感心しました。

絵もとてもシンプルで、子どもたちが絵本に入り込みやすいです。
外国の女王さまに、どう言ったら良いのか、ぴんとこないところもありますが、楽しんで聞いてくれました。

礼儀作法の絵本です。面白おかしく絵を書いているので、楽しんで作法が学べます。「そんなときなんていう？」と問いかけて次のペ−ジで模範解答が出ています。絵は白・黒・青の３色で構成されていて、色の濃さを微妙にかえていたりしています。
内容的に場面設定が２歳の娘には少し難しいようでした。絵は面白がってみていました。

ゆかいなれいぎさほうのほんが

サブタイトルです。

翻訳が谷川俊太郎さんです。

おもしろい翻訳です。

こういうシチュエーションのとき

あなたは何と言いますか？

と言った内容のお話ですが

おもしろいことに

そんなシチュエーションまずないです。

ありえないから

そんなときなんていう？っていうタイトルが

ピッタリです。

じっくり読むとおもしろいです。

コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。

「若き紳士淑女としての礼儀」として
描かれているので、
言葉遣いも難しいのですが、
あらゆる変な状況も
どんなことばかな？と
息子と真剣に考えてしまいました。

でも、「こんな言葉でてこないよ〜」と
笑いながら、次はどんなあり得ない状況かと
わくわくしながらよみました。

おなじみのモーリス・センダックの絵で、次々にありえないシュチエーションが登場します。
「そんなときなんていう？」うーんと考えて当たると嬉しい。
はずれてもなるほどと微笑んでしまう。

最後のページ、紳士と淑女がニコニコ笑顔だったところがまたよかったです。