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いつも だれかが…」 みんなの声

いつも だれかが… 作・絵:ユッタ・バウアー
訳:上田 真而子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2002年12月
ISBN:9784198616267
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

  • 自分の生き様を 孫につたえて

    年老いたおじいさんは、孫に自分の人生を語る。

    人にはそれぞれ いろいろな 経験をしているものです。

    小学生の頃 学校のこと 友達と遊んだこと
    怖いこともあった、 友達とけんかしたこともあった。
    子供の頃のおもいでは誰にでもあるものです。
    いたずらもいっぱいして・・・

    そういえば 我が家の 長男もずいぶんいたずらして、私を困らせ、先生に注意され、小さくなったな〜

    それがだんだん大人になると、 自分の人生を歩くことになります

    この絵本の男の子も 大きくなると楽しいことばかりでなくなる   
    戦争を経験しているんですよね!

    それは、人間にとってとても悲しい 人の死を経験したり
    辛いおもいでがありますよね。

    私は戦後に産まれたので 父や母から聞いたり 本や、学校で学んだりして その悲惨さを知りましたが、
    このおじいさんは きちんと孫に語って聞かせています。

    この絵本では 戦後 好きな人と結婚し 子供を産み育てます。

    こうして 語り継ぐことは、大事なことだな〜

    いろんな人に見守られて、えほんでは 天使が守ってくれているように描かれていますが、
    やはり おじいさんの言いたかったことは、いろんな人のおかげで 今の自分があると言うことなんですよね!

    あとがきを読むと、天子のことが書かれています。
    でも 天使でも どうすることも出来ないことがあるんだよ。

    戦争がいかに その人の人生を狂わせるか
    このおじいさんは 運が良く  助かっのですが・・・・

    人生は乗り越えていくもの

    このおじいさんのように 私の人生も語っていきたいです。

    投稿日:2008/03/28

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  • とても深い絵本ですね。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    評価が高くて気になっていた絵本です。

    なるほど〜!

    深いですね〜。じ〜んとなりました。

    ホスピスに入院中のおじいちゃんが、人生を振り返って孫に語ります。
    「わしは なにをしても うまくいったんだぞ・・・」

    むこうみずのやんちゃ坊主だったおじいちゃんが、いろんな目に遭いながらも、まずまずラッキーな人生を送ってこれたのは、目には見えない天使が守ってくれていたからなんですね。

    うちの長女も、低学年の頃、自転車で道路に飛び出し、危うく車にひかれそうになったことがあり・・・きっと天国のおじいちゃんが守ってくれたんだね〜と、母としみじみ語り合ったことがあります。

    きっと、誰にでも、守ってくれる天使のような存在がいてくれるんじゃないかな〜と、漠然と感じていたので、この絵本を読んで、ああやっぱり!と思いました。

    あとがきを読んで、『天使でもどうにもできないことがある』という部分に、ああ確かに・・・と、心が痛みました。

    ほのぼのとした絵、短い文章、決して本文中に難しいことは書かれてないけれど、深い部分まで理解できるのは、高学年以上〜大人向けでしょうか?!

    でも、小さい子でも、小さい子なりに、感じるところがある良質な絵本だと思います。

    投稿日:2008/03/27

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  • いつも だれかが

    いつも だれかがを購入して、まるで、誰かに、自分の人生の道のりを、話ているみたいで、とっても人生は、色々な生き方があるんだなと思いました。

    投稿日:2008/03/05

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  • だれかに そっと ささえられてる・・・

     病室のベットで寝ているおじいちゃんが、孫にいろいろと話をしてくれます。いろんなことがあった人生・・・その中には第2次世界大戦も体験し、友人も失います。

     でも、おじいちゃんは、いろんなことがあったけど、いつも運もよく、とてもしあわせだったとふりかえります。
     
     淡々とした口調・・・ユッタさん独特のちょっととぼけたような感じもあって、きもちが静かになります。

     静かな気持ちで、自分の人生も振り返りかえると、いろんなことがあったけれど、そのたびいろんな人や、運にたすけられ、切り抜けてきたなぁ〜としみじみ思います。

     こうして生きているのも自分ひとりの力だけじゃなくて、天使が見守ってくれているのかな〜と、謙虚に、ちょっとしあわせな気持ちになります。

    投稿日:2008/03/01

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  • 手元でじっくり味わって

    • ビンゴママさん
    • 50代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子20歳、男の子17歳、女の子16歳、男の子8歳 、男の子3歳

    ユッタ・バウアーさんの作品はどれもいいです。好きです。
    なかでも『羊のセルマ』とこの作品が大好き。

    ちいさなひとにでも、おとなに対してでも、
    メッセージを伝える方法のひとつとして、
    絵本がどんなにすばらしいかを実感させられます。

    どちらも本はけっこう小さいです。
    天使はほんわかと描かれているし、その表情もいいので、
    親子で一緒に読むのがいいです♪

    蛇足ながら‥‥
    読み聞かせにはあまり向かないかと〜。
    良さが伝わらないと思います。

    投稿日:2008/02/22

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  • 自信がつく!

    入院中のおじいさんが自分の一生は幸運だったと孫に語ります。
    そのおじいちゃんは幸運の持ち主というのでしょうか、
    何事もすんなりと切り抜けることができるのです。
    でも、その背後には天使が。

    私もこれまでの人生のなかで何度も「なんて運が良いのだろう!」
    って感じたものです。もちろん主人や子どもたちも。
    その幸運の背景にはだれかが見守って暮れていたんだ〜って思うと
    これからの人生にも、自分にもなんだか自信があふれてきます。
    そして、温かい気持にもなってきます。

    さらっとした挿絵に、短い文章も読みやすく
    天使のキャラもかわいらしいものではないですが、(そこがまたいいのかも!)
    読後には安心感でいっぱいになりました。

    投稿日:2007/12/04

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  • 守ってくれた天使の存在

    ホスピスでベッドに横たわるおじいちゃん。
    ぼくが行くと必ず「むかしの自分」の話をしてくれる。
    バスに轢かれそうになったり 深い池に落ちちゃったり
    いろんな危ない目にあったけれど 助かってきた。
    単なる幸運ではない。
    わしは ずっと何かに守られてきた
    とおじいちゃんは言うのです。
    ちょっと不思議だけど温かい“誰か”の存在。
    それは“天使”だった。
    何者かに守られているのを感じていて 怖いものはなかったというおじいちゃん。
    そういう感情って時には怖いこともあるけれど
    自分は運がいいと常に感じていることは とっても前向きでステキな考え。
    そして“誰か”に守られている安心感をもてることは幸せなことですよね。
    実はおじいちゃんはナチスドイツの時代、戦火の中を生き抜いてきた人だった。
    お友達がいつのまにか姿を消していた(実はユダヤ人だったため迫害を受けた)とか
    人が声高に叫んでいるのをよく見るとそれは軍人でナチスの腕章をしていたり
    サラリと描かれているので 絵本自体に重々しい印象はないけれど
    このさりげなさが逆に切ない感情を揺り起こすというか・・・
    ぎゅーーっと胸を締め付けられます。
    少年との対話を最後に天に召されるおじいちゃん。
    その傍らには例の天使が!その天使が次にしたことは・・・・
    ほっこり温かく感じられるラストをご堪能くださいね。

    最後に書かれている解説を読むとさらにホロコーストへの作者の怒りと悲しみが感じられました。
    映画館でボロボロに泣いてしまった【シンドラーのリスト】を思い出しました。

    投稿日:2007/11/20

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  • 「見守る存在」に感謝

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    ホスピスのベッドの上で、おじいちゃんが孫に自分の人生を語ります。
    「わしはなにをしても うまくいったんだぞ。」

    おじいちゃんの語りは短いけれど、どのページの挿絵も深い深い意味があります。
    まるで肝っ玉かあさん(!)のような天使がいつも寄り添って、彼を守っていてくれています。

    おじいちゃんの話は飛び切りドラマチックなわけではありません。
    天使にも運命を変えられない戦争の話も出てきます。
    それでもなぜか、読み終わった後に、平々凡々でも生きている事の幸せに包み込まれたような気がします。

    訳者上田さんの「あとがき」も一層この本に深みを加えています。「あとがき」を読んだ後、もう一度読み返すと色々な事が見えてきますよ。

    私も今こうして暮らしていられるのは、何かに守られているから、時々起るいやな事は、よりよい人生を送るためのジャンプ台って考えるようにしています。

    投稿日:2007/11/17

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  • 幸運を実感してほしい

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    ホスピスに入院中のおじいさんが自分の一生は幸運だったと孫に語ります。
    その回想シーンには少し太めの天使がおじいさんに寄り添っています。
    やんちゃな男の子ならなおさらのことですね。
    そして、ドイツの絵本らしく、ナチスドイツの戦争の姿も描かれています。
    日々一生懸命生きている時には幸運はあまり感じないもの。
    でも、ふと立ち止まって、その幸運のありがたさをかみ締めてみるのも
    時には必要かもしれませんね。
    そんなことを感じさせてくれる絵本でした。
    幸運に感謝すること、大切にしたいです。

    投稿日:2007/06/09

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  • 誰の人生にも

    年老いた1人のおじいさんが、自分の人生を振り返って思うのです。
    長い人生の中には、楽しいこと、悲しいこと、くやしいこと、そして、自分の力だけでは、どうにもならない運命みたいなこと...いろいろあります。
    いろいろあったけど、自分は、運がよかったんだと。
    平凡だったかもしれないけれど、家庭を持ち、子供を授かり、こうして、おじいちゃんにもなれ、幸せな人生を送ってきた。
    こうして思い起こしてみれば、自分の力だと思っていたこと、なんでも自分がやったと思っていたことも、実は、誰かに見守られ、誰かに助けられていたんだって。
    長い人生を振り返って思うおじいさんの言葉は、とても重みがありますね。

    いつも だれかが...
    ちょっと振り返って考えると、確かにそうかもしれない、って思います。
    これは、子供むけというよりも、断然、大人むけの本ですね。
    4歳の息子には、よくわからなかったと思います。
    子供に読んで聞かせるというより、自分が開いて読むといいかな。

    投稿日:2007/06/01

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