「えものは どこだ」 みんなの声

五味太郎さんの作品です。
「たべたのだあれ」などのような、さがしもの系の絵本なのですが
この絵本が異彩を放っているのは、
やはりモノクロだというところでしょうか。
なんだか一見すると、版画のようにも見えるほどです。

狩人のおじさんが、目をぎらぎらさせて探している獲物は、
実はちゃーんと絵の中にいるんです。
最初はさっさか読み飛ばしていた私・・・。
娘に「むむむ、これは・・・」と指をさされて
この絵本のカラクリに気がつきました＾_＾；
子供にはすぐ見えるのに、どうして大人には見えないんでしょ。
からくりがわかった後は、娘と二人で争うように動物達を探しました。
すごくすごく楽しめます。

五味太郎さんの絵本が大好きなのでこの絵本を選びました。白と黒で構成されていたのがとてもかっこいいと思いました。紙も普通のものよりも厚めでそれでいて色がクリーム色の様な色でとてもセンスを感じました。この紙の色はこの作品にピッタリで味があって良いと思いました。結構お茶目な主人公の性格にどんどん引き込まれる御話でした。主人公の周りの背景から色々な動物を探してみるのも楽しいと思いました。

モノトーンの押さえた絵なのですが・・五味太郎さんのタッチがほのぼのとしていて笑えます。

狩人さん鉄砲もってはりきっているのに・・・えものが全然いないんです。

えっ・・・いない？？？？


隠し絵になっていて・・実は近くに・・・・

子ども達はすばやく見つけるんだけど・・・ね。

狩人さんと隠れている動物のコントラストがおもしろい絵本です。

読み聞かせでは参加型で盛り上がりますよ

騙し絵っていうんでしょうか。
銃を持ったおじさんが狩りにきました。
でも、獲物が見つからない…。
こちらからは見えるのに、ねえ。
「ここにいるよ」「ここにも」とおじさんが気がつかないのが不思議そうに、子どもたちは獲物を見つけていきます。
象のページがインパクト「大」でした。

我が家の子供達は　中１と小3…
本との関わりは「読み聞かせ」というスタイルでは　
なくなりつつあります。
この絵本は　息子が表紙に魅かれて　
図書館で借りてきました。
以前ナビでの紹介で　この絵本についての予備知識があり
「これ…面白いらしいよ〜♪」って
食卓テーブルで開いてみたら　
２人とも直ぐ飛びついてきて…
久しぶりに１冊の本を　３人で読む機会に恵まれました。

間を上手く使って読むことを心がけました。
すると…
「ここ！ここ！」
「フフフフ…後ろに居るやん！」
なぁんて♪
何だかとっても盛り上がって　
とっても楽しい時間を過ごすことが出来た絵本です。

とても文字が少なくて、これなら早く読めると思い、子供に読ませたのですが、違う意味で時間がかかるとは。えもの探しに夢中になり、ページをめくるごとにえものを探して「いた！いた！」と叫び喜びます。しまいにはどこにいるか知っていても、ママをじらして答えない。絵本の猟師のようになるのでした。

実に五味さんらしい、味わい深い絵本です。

獲物を探す猟師のお話。
まあ…平たく言えば、
「ここにいるじゃん」「ここにもいるじゃん！！」「なんでわかんないの〜？！」と
隠し絵のようになっている動物たちにまったく気がつかない猟師に向かって、あれこれ言いたくなる絵本です。
うちの息子は年中さんですので、もちろん動物たちがどこにいるか、なんていうのは分かるので、
それに気がつかない猟師が面白くてたまらないようです。
でも、出来たら、もう少し息子が小さかった頃にも読んであげたかったですね。
動物たちはどこ？という遊びが出来て、一冊で二度美味しい絵本になったはずですから…

ＤＶＤの紹介から、この本の存在を知りました。
最初にまず私が一人で読んだのですが、ついつい獲物を探してしました。だんだん猟師の表情が落ち込んでいくのがおかしくて、私のお気に入りです。

食べなくては生きていけない―。
食べるということは、いろんな生き物の命を感謝して貰っていくことだというのが“今の私の”答えです。
子どもがもうちょっと大きくなったら、そんな話もしながら読んであげたいと思います。

他の方同様､DVDの紹介で知り､図書館で探しました｡
しかし書庫入り｡依頼して借りることが出来ました｡

「えものはどこ？」と探しながら
読み進むだけの本ですが､
間近にいる動物を見つけ出せずにいて、
『見えないのかなぁ？』
『ここにいるのにねぇ？』と
子どもの反応がよい本です｡

親子ともに楽しめたので､
書庫に閉まわずに、
開架書庫に置いておいて欲しいと思える本でした｡

ＤＶＤ紹介のお試し映像でこの絵本を知りました。
とっても面白そうだったので図書館に借りに行くと、なぜか倉庫に保管されていました。

タイトルと表紙絵で一目瞭然。
鉄砲を持った猟師が、獲物（動物）を探す絵本。
さっそく、娘と一緒に読み進めていくと・・・
この猟師、間が抜けてると言うか、知恵がないというか。そこが面白い狙いなのですが・・・
そこで猟師に代わって娘は獲物探し。
さすが！！！
「ここにいるじゃん。」
と、すかさず見つけてしまいました。
得意げの娘。
とっても、お気に入りの様子。
好きになると、自分で絵を描きたくなる娘は、さっそく絵を描いていました。

こんな娘ですから、きっとＤＶＤのお試し映像を見せたらきっと、「買って〜！！！」
とせがまれるだろうな〜
ＤＶＤのほうもすっごく面白かったからね。