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でんでんだいこ いのち」 みんなの声

でんでんだいこ いのち 作:今江 祥智
絵:片山健
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1995年6月15日
ISBN:9784494012312
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,336
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  • 命の音

    男の息吹のような絵本です。
    太鼓に向かう若衆の中に、三代に渡る命の音が響きます。
    鯨獲りだった祖父、花火師だった父、打ち鳴らすものは違っても、その生きざまを音として引き継いだ若者が、大太鼓の前でばちを振り上げます。
    自分自身は、誰かにもらったでんでん太鼓が忘れることのできない源風景なのですね。

    投稿日:2019/09/23

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  • 音でつながる親子孫代々の物語

    主人公のたかしが和太鼓をうちならすその一瞬に
    おじいちゃん、お父さんそして自分の「音」を連ねて夢想する
    なんともいえない味わい深い本です。

    「音」でなにかを思い出すことの多い
    耳からの感覚を大事にする小4娘には
    音が何か想起させることに
    納得の行くものがあったらしく
    お話を真剣に聞いていました。

    投稿日:2014/10/07

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  • 音の思い出

    小学校二年生の娘にも読みましたが、たぶんピンと来なかったかと思います。
    少し、大人っぽい内容ですね。
    音のエピソードは、それぞれ力強く、想いがこもっていたと思いました。
    音の聞くことのできない絵本なのですが、耳に響いてくるようです。

    投稿日:2014/02/20

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  • 男の世界って、感じです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    男の、力強い「祭り」を意識した作品でした。
    「バチ」一つに、男の歴史やロマンがあふれているんだな〜と、感じました。
    ただ、心の中の想いや回想シーンが多いので、小さなお子さん向きではありません。
    年齢的には、高学年以上のお子さんにお薦めします。

    投稿日:2010/07/02

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  • 太鼓 その響きが聞こえてきそうな気がします。

    彼の思いでが ひとつ ふたつ みっつと ドラマを見ているような心が高鳴る絵本でした。

    片山健さんの 迫力のある絵と今江さんの伝えたかった思いがぴったりとしています。

    太鼓は 人の心をゆさぶるとおもいます。
    その 響きを感じながら 

       さ、おれの出番だ。

    かっこいいな〜

    おじいさんや おとうさんの 生き方もすごいな〜

    歴史を感じながら どっぷりと お話の世界に入り込んでしまいました。

    ゆっくり ゆっくり 読みたい絵本です。

    小学生の高学年に 読んであげたいと思います。

    投稿日:2009/10/26

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  • 片山健さん

    私自身が片山健さんの絵本が好きでこの絵本も片山さんが絵を担当していらっしゃったので選びました。静かなそれでいて力強い作品でした。心にドンと響く作品でした。そして、風景の記憶も勿論の事ですが、”音”に関する記憶もとてもよく心に残る事なのだなと思いました。主人公の心に響いた音が文章と絵を通して私まで伝わってきました。この絵本の文章はゆっくりめに読んだ方が心に響く気がしました。方言が使われているのも素敵だと思いました。最後の主人公の目の力が強いので真剣さが伝わってきて私まで凛としました。主人公のたたく太鼓を私も聴いてみたいです。きっと魂まで届く音だろうと思いました。

    投稿日:2008/10/04

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  • でんでんだいこ

    「でんでんだいこ いのち」の題名と、片山健さんの絵に魅せられて図書館から借りてきました。17歳の青年の三つの音の思い出を絵描いた
    ものです。迫力あって圧倒されます。青年の思いがひしひしと伝わってきます。おせいちゃんへの想いが、男堅気を思います。お祭の縁日の絵、花火の絵が好きです。人生劇場を見ているみたいでとても素敵な絵本です。大人の人にも読んでほしい絵本です。

    投稿日:2008/10/04

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  • 忘れられない音

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    クジラが3頭円を描くように
    泳いでいる表紙、インパクトがありますね。
    この絵本はもうすぐ17歳になる男の子の耳の奥で
    忘れられない3つの音のお話しです。
    ひとつひとつの音を思い出しながら
    その瞬間へ連れて行ってくれるような。
    私が好きなシーンはコアラの大群に囲まれたところで、
    金色に輝いて皆のお腹の上には
    石と貝...一斉に鳴らす音を想像しました。
    もう一つは舟と舟の間からずばーんと飛び上がった
    ザトウクジラ。片山健さんのイラストは本当に迫力がありますね。
    内容は小さいお子さんにはかなり難しいです。

    投稿日:2006/12/05

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  • 音が聞こえてくるようです

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    高学年の男子に読んでもらいたい本です。
    音の記憶は、大人になっても忘れないです。
    子どもの時に聞いた音を、大人になって聞くと、その頃にタイムスリップします。
    今の子どもたちは、どんな音が記憶に残るのでしょう。
    ゲームやケータイの機械音だと嫌だな。

    投稿日:2006/09/29

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  • 青春だぜ!

    • ジョバンニさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子5歳、女の子1歳

    昭和30年代頃をイメージした青春映画のような内容です。表紙から片山健さんの迫力のある鯨の絵で迫ります。子供より大人向けの絵本と思います。

    主人公の少年が、大太鼓を打ち鳴らすためのバチを作りながら、心に残る3つの音とそれにまつわる物語を思い出す話です。
    たかし爺ちゃんのくじらの骨、父ちゃんの花火玉、そして幼い頃唯一のおもちゃとして遊んでいた”でんでん太鼓”。それぞれ異なる音と思い出の延長に、彼の打ち鳴らす大太鼓がまっています。
    さあ、あとはおれが大太鼓を打ち鳴らす番だ。みていてくれ!おせいちゃん。
    ふんどし姿の背中がかっこいい。うお〜〜〜!青春だぜ!

    投稿日:2003/10/07

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