まいにち まいにち ゆきが ふったり やんだり・・・
わかります、わかります。
雪国の冬は、中盤に入ると、子どもたちも勇んで外へは駆け出して行きません。
誰かの家を訪問する気も失せるほど降るんですよ、雪が。
さて、この作品のきつねさん、だーれも遊びに来ないし外へいってもだーれも遊んでいなくて、とっても退屈。
仕方がないので、クッキーでも焼いてたべることに。
美味しくできたクッキーも一人で食べてもな〜、ってクッキーを持ってろばさんの家へ行く事に、・・・。
同じ時間にお友だちは、何をしているの?って、考えることがあまり無い、小さいお子さんにうけそうなお話です。
ろばさんは、ちょうどその頃、屋根裏部屋のお片づけで出てきたおもちゃをりすさんちへと、・・・。
そして、りすさんたちは、・・・。
読んでいるお子さんは、「ほらほらここにいるよ」ってきつねさんたちに教えてあげたくなっちゃうでしょうね。
雪国ならではの足跡が、みんなを会わせてくれて、よかったよかった。
読後、「今、おとうさんはなにしてるのかな〜?」「おじいちゃんは?」なんて、会話が弾みそうですね。