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パンのかけらとちいさなあくま」 みんなの声

パンのかけらとちいさなあくま 作:内田 莉莎子
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1992年02月
ISBN:9784834010831
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 55
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55件見つかりました

  • こんな悪魔もいるんだな

    • 読み聞かせパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 群馬県
    • 女の子13歳、男の子11歳、女の子8歳、男の子5歳

    正直で質素な木こりのパンを取つてしまったことをほめられると思った小さな悪魔は、反対に先輩の悪魔に叱られます。ここから展開されるストーリーは痛快です。
    画面いっぱいに描き出される地主のにくたらしさ・あくどさ。
    それが木っ端みじんに打ちくだかれる気持ちよさ。
    きこりの実直さが勝利するような心地よさ。
    読み聞かせた子どもたちも最後には意気揚々となります。

    最後のページに見える影で、すみかに戻った小さな悪魔が先輩たちにほめられているのがわかります。リトアニアの悪魔は勧善懲悪なんだなぁ、と思いました。『王さまと九人のきょうだい』の読後感と似ている感じがします。

    投稿日:2011/05/05

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  • リトアニア

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、男の子1歳

    民話や昔話の絵本を、多く読み聞かせてやりたいと思い、
    やっぱり定番の福音館書店のものから選ぼう、と手に取りました。

    貧しい木こりのお弁当であるパンを盗んでしまった
    小さな悪魔。
    さて、悪魔なだけに、悪いことをして褒められるのか、と思いきや、
    でも、大きな悪魔たちは、「今すぐ謝りに行け。何か木こりの役に立つことをするまで、帰ってくるな」と小さい悪魔に言い渡します。
    なんていい悪魔たち!

    木こりは、小さな悪魔に「なにか言いつけてください」と言われ、
    地主が持っている沼地を干して、麦畑にしてほしいと頼みます。
    強欲な地主に奪われそうになりますが、
    知恵を使って取り戻し、地主はびっくりして死んでしまいます。

    リトアニアでは、悪魔は邪悪なものではなく、妖精とかエルフに近いのだそうです。
    昔は、カトリックではなく、独自の精霊を祀ったりしていたそうなので、そのあたりの文化も影響しているのかも。
    また、一見悪いことでも、ユーモアでポジティブにとらえたりする気質があるのだとか。
    このお話に通ずると思いませんか?

    こんな悪魔だったら、日本にもいたらいいですよね☆

    投稿日:2011/03/05

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  • いいこな悪魔

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    悪魔の出てくるおはなしですから、ちょっぴり怖いのかしらと思いながら読み始めました。
    貧乏なきこりからお弁当のパンのかけらを盗んだ小さな悪魔は、意気揚々と住処に戻ります。
    そこには恐ろしげな大きな悪魔たちがたくさん。
    ところが、パンを盗んだことを自慢げに話す小さな悪魔に対して、大きな悪魔たちが言った言葉は意外なものでした。
    ここからおはなしは思ってもみなかった方向へ。
    小さな悪魔の大活躍に娘は大喜び。
    ハラハラドキドキ、そして最後は心温まる、とってもいいおはなしでした。
    堀内誠一さんの絵も素敵です。

    投稿日:2010/10/23

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  • おおきな悪魔がお気に入り

    2歳の息子が図書館で、「あ、がらがらどんだ!」と言って取り出した絵本でした。確かに裏表紙の絵がそっくりです。リトアニアのお話なので、がらがらどんの故郷とは、森の様子が似ているのでしょうね。

    息子は悪魔が何なのかとか、おわびをするとか、そういうことは分かっていないのですが、とにかく悪魔がお気に入りです。それも主人公の小さな悪魔ではなく、たくさんの大きな悪魔がでてくるページが一番気に入っています。結構長い話なのによく読みたがります。

    大人からみると、最後はいじわるな地主が死に、まじめでやさしい木こりが幸せになってすっきりします。ちいさな悪魔の知恵もすばらしいです。

    大きくなるまで楽しめる絵本だと思っています。

    投稿日:2010/08/19

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  • こんな悪魔がいたらいい

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    あるところに、貧乏なきこりがいました。
    森へ働きにいく時も、小さなパンのかけらしか、おべんとうに持っていけないほど、貧乏でした。
    ある日、そのかけらを、ちいさな悪魔が盗んだのです。

    普通なら、これでおしまいなのでしょうが、大きな悪魔たちの言ったことで、お話は、意外な方向へと進みます。
    そして、小さな悪魔のおこした行動や、こんな風になってしまうとは?と、予想もつかない展開です。
    『悪魔』だけに、ちょっと怖い雰囲気もしますが、こんな悪魔だったら、いてほしいなあ。

    投稿日:2010/07/26

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  • あくまだけど

    リトワニア民話の再話です。

    貧乏なきこりのパンを盗んだ小さなあくまが、大きなあくま達に怒られて謝りに行き、お詫びに沼地を麦畑に変えるお手伝いをします。

    しかし、沼地の持ち主である地主に麦を全部取られてしまいますが、ちいさなあくまの機転で取り返すことができてきこりは裕福になり、あくまは許してもらって家に帰ることができます。

    4歳の子供には、機転を効かす場面など話の展開事態はあまりわかっていないようでしたが、あくまはみんな悪いと思っていたのが「人のものを盗むのは良くない」と怒る場面に「あくまさんも優しいんだね!」と感動していました。

    もう少し大きくなって、このお話の意味を深く理解できるようになればいいなと思いました。

    投稿日:2010/04/06

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  • 展開のおもしろさ

    • けにりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子10歳

    小学校で読み聞かせをしています。

    展開の面白さに、一年生から六年生まで集中して聞いています。
    最後にちいさな悪魔が笑顔の家族に囲まれて、
    聞き手がほっとして終わるところも、素晴らしいです。

    投稿日:2010/01/20

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  • 素晴らしいストーリー

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    リトアニア民話を、内田 莉莎子・堀内 誠一コンビにより再話として発刊したもの。

    昔話に良くある知恵比べの物語で、悪魔という設定がなければ、日本民話と言っても分からない位です。
    悪魔というと、全てにおいて悪というイメージなのですが、ここでは若干異なります。
    貧乏なきこりの弁当を盗んできた小さな悪魔は、大きな悪魔達に叱咤され、お詫びするよう言われるのです。
    悪魔のプライドとでも言うのでしょうか。
    こうした設定というのは初めての経験でしたが、絵本には相応しいものかも知れません。
    そこに悪い地主が登場するのですが、これではどちらが悪魔か分かりません。
    とても小気味良いストーリーで、安心しオススメできる作品だと思います。

    読み聞かせの常連の昔話のひとつに加えて欲しい一冊です。

    投稿日:2009/11/22

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  • いいあくまが、いるんだあ

    あくまがわるいことをしたら、よいことをしてこい といわれたので、びっくりしました。

    あくまって、わるいことをするとおもっていました。

    いいあくまが、いるんだあっておどろきました。

    じぬしが、ひっくりかえって、しんだから、びっくりしました。

    わるい人だけど、あんなにかんたんにしぬのか、ふしぎでした。

    あくまは、あたまがいいとおもいました。すごいとおもいました。

    投稿日:2009/05/03

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  • 絵が素敵

    • さーくさん
    • 30代
    • パパ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    あくまって書いてありますが多分日本でいう物の怪とか妖怪のトーンなんじゃないですかね。リトアニア民話のもとのトーンとしては。小さい子供のような外見のあくまが、すごい力で弱いものを助けてくれるお話。(「悪魔」のやることではないですよね。)単純に子供が楽しめるお話だと思います。

    投稿日:2009/02/21

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