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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ラヴ・ユー・フォーエバー」 みんなの声

ラヴ・ユー・フォーエバー 作:ロバート・マンチ
絵:梅田 俊作
訳:乃木 りか
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784265800810
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,907
みんなの声 総数 122
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122件見つかりました

  • 「男性」目線

    昔、読んだことがあったのですが、最近、久しぶりにこの絵本の読みかたりを聞きました。
    昔読んだときにはおそらくまあ感動的な話だなという程度の感想だった気がするのですが、あまり印象に残っていませんでした。
    今回、改めて読んでもらい、強烈に違和感を覚えました。

    最初の方、この絵本の男の子が小学生位まではまあ、いい感じなのです。やんちゃな息子に手を焼いているお母さん、だけどやっぱり愛する我が子、というのが伝わってきます。
    しかし、彼がティーンエイジャーになると、徐々に違和感が…
    思春期真っ盛りの息子が寝静まってから、部屋に侵入し、抱き寄せて「私のかわいい赤ちゃん」と歌う…
    私にも中学生の息子がいますが、部屋に入ろうとも思いませんし、ましてや抱っこしようなんて考えられません。
    あろうことか、このお母さん、息子が独り立ちしても、「不法侵入」して、成人した息子を抱っこするのです。こうなると何だか狂気を感じます。

    どうしてこれが感動的な絵本として人気なのだろう、と思って皆さんの感想を見ると、やはり賛否両論激しいですね。
    私のように「キモッ!」と思っている感じの女性が多くて独りじゃない、と安心しました。
    どうしてこのような絵本を作ったのだろうと、作者の方の背景も調べました。それで何だか納得しました。
    ジェンダーバイアスかもしれないということを百も承知で書かせていただくと、男性が母親に持つ幻想というか、そのような都合の良い母性の象徴なのだろうな…と。
    この絵本は子ども向けじゃないよな…と以前からぼんやりと思っていましたが、むしろ成人向けとゾーニングしても良いくらいだなと感じました。いずれにしろ、愛情を抱き、育む側からの視点で描かれているので、子どもにとってはこの絵本に描かれている愛情は重すぎると思います。子どもにとって、あまり健全な表現とは言い難いです。皆さんの感想を見ていても、「大人として」この絵本を心の支えにされている方は多くても、子どもさんの反応が良い本とは言えないなと感じました。

    どうして昔はそこまで違和感を感じなかったのに、なぜ今、こんなに変だと思っているのかなと考えてみました。
    おそらく、私は昔、この母と息子を具体的な人間ではなく、親子の愛情の象徴として記号的に読めていたのかもしれません。しかも既に成人していたので、子ども目線ではなく親目線で読めていた、と。
    しかし、実際に息子を持つ身となり、この2人が非常にリアルに人間として感じられ、無理ムリムリ…!!となったのかな…と。

    長くなりましたが、結論として、大人で好きな方にはまあ良いかもしれませんが、子どもに積極的に読ませる絵本ではないかなと思います。
    そのことが分かりやすいように、星1つにしておきます。
    それにしても、読みかたりをされた方が、本文中何度も出てくる歌にメロディーを付けて読んでくださったので、今でも頭の中に流れていて…何とも言えません…

    投稿日:2020/01/20

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  • 母から子へ 子から母へ

    • まゆしおんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    上の娘(9歳)がまだ赤ちゃんだった頃に読んだ。当時はまだ、母親になりたてで、毎日、毎度が無我夢中だった。
    下の息子(7歳)と娘を横にし、久しぶりに読み、
    改めて、子へ与える愛情、子から頂く愛情の深さを考えた。
    ラブ・ユー・・・♪歌う私に、照れ隠しなのか、同じフレーズを真似
    して歌う息子がいた。
    子どもたちが親世代になった頃、また読んで欲しい。
    いや、これから思春期に入り、息切れしそうになる忙しい時間が来るだろう。その時にも立ち止まり、読み返したい。

    投稿日:2011/02/28

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  • 精神のストーリー

    4歳と2歳の子どもたちを見ていて思います。
    大きくなったなぁと。
    おしゃべりも上手になった。トイレもひとりで行けるようになった。
    指先も器用になってきたし、あれが嫌、これがいいと主張する。
    大きくなったなぁと。
    でも昼間の彼らには、心配もさせられ、振り回され、時に格闘し、
    その成長の証しと。踏ん張って対峙しなきゃいけない時間がたくさん。
    その子たちが眠った時、ほーっとした思いで見つめる寝顔。

    こういう時って、赤ちゃんの、あの産んだばかりのあの時に、
    自分が少し立ち返っているのかも知れないと、この本を読んで思いました。
    幾つになっても子どもはこども。
    眠っているときに語りかけていたことを、なぜか子どもは受け継いで、
    親に向かって語りかける。それができるのはまた「わが子」がいるからかもしれません。
    子は親となり、親となったことで自分の親へまた新たな想いを抱くものです。

    愛は受け継がれ、また巡りゆくと、そんな風に思いました。
    精神のストーリーですよね。
    そのままに受け止める人は、ひとり立ちした息子の家に、
    こっそり行くあたりで拒否反応が出るんじゃないかと・・・。
    現実主義な人には向かない絵本かと思いますが、
    私は読むたびに涙しております。

    投稿日:2011/01/27

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  • お母さんに読んでほしいです

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子1歳

    私が読もうと思い、手に取った本です。
    赤ちゃんが生まれ、2歳になり、9歳になり、青年になり、大人になり。

    子供は成長し、母はいつしか年老いていくけれど、
    いつまで経っても母は母。
    心にじーんと響きます。

    子供の寝顔を眺める時間が増えました。

    子育てにちょっと疲れたな、と思う時に読むときっと癒さます。

    投稿日:2010/11/03

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  • 忘れたくない想い

    1さいの娘に読みました。この本、出合えて良かった、と思います。題名からして素敵です。こういう大切な気持ちをこれからも持ち続けて娘には沢山沢山伝えて行きたいな、と改めて想いました。優しいイラストも印象的でした。子供を愛するすべての親御さんにお勧めです。

    投稿日:2010/10/16

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  • 表紙

    美しい色で親子を描いた表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。親が子に持つ愛情をとても上手に描いているのが良かったです。命の連なりを感じられる絵本でした。どんなに大きくなっても我が子はわが子なのだと感じられる絵本でした。お母さんが歌う歌がとても優しく、心に響く絵本でした。寝る前のひと時に読みたい絵本です。優しい気持ちで眠りにつけると思いました。

    投稿日:2010/02/01

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  • 先生が読んでくれ感動・・・

    • あこ333さん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    保育所の担任の先生が保育参観の時にお父さん、お母さんに向けて読んでくれてみんな感動して泣いてしまった本です!

    男の子を持つお母さんに是非読んでもらいたいです!
    子育ては大変だけど寝顔を見て「ゆ〜らり ゆ〜らり」・・・
    どんなに大きくなっても子供はずっと自分の子供!!

    頭に残る文章です!

    投稿日:2009/04/04

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  • 初めて絵本で泣きました。

    子育て講座の「読み聞かせの会」で講師の方に読んでいただきました。
    絵本でこんなに泣いてしまったのは初めてです。
    計り知れない母親の深い愛。
    自分自身もこのように愛情に包まれて育てられたのだと改めて思いました。
    そして、私もまたそれを受け継ぎ娘へと伝えて行く・・・。
    魔の2歳児に突入し、イライラが募る毎日の中で、気持ちをリセットしてくれる本に出会えました。
    どんな育児書の言葉よりも子育ての大切な部分を教えてもらえます。

    投稿日:2008/12/20

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  • 永遠に続いていく無償の愛

    ずいぶん前に、本屋さんで平積みになっていて、タイトルと、表紙のやさしい絵にひかれてふと手に取ってみました。もううるうる。立ち読みには注意してください。危険です。でもそれ以来この本のことは忘れていましたが。。。

    最近、娘がお父さんにばかりべったりで、私と一緒にお風呂に入ると号泣、あがるときお父さんが迎えにくると笑顔になっていて、私も大人げなく本気でへこんでしまいました。じゃあ私はこれから娘にどう接していけばいいの、どうすればいいの。。。でも寝顔を見たらやっぱりかわいい。どんなことがあっても私の娘。私が産んだ娘。それは永遠に変わらない。いつか娘も母になったとき、同じような経験をして、私にグチを言ってきたりして・・・

    そんなことを思ったときに、たった一回立ち読みしただけのこの本のことを思い出しました。親の深い愛情。それは、報われることを期待するのではなく、永遠に注ぎ続けていくもの。そしてその子が親になってまた・・・親としてのあり方、親の役目ということを改めて考えました。買って手元においておきたい、おいてほしい本です。

    投稿日:2008/12/20

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  • うまく説明できないけれど…

    • ねがいぼしさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子6歳、女の子6歳

    子どもたちによみ聞かせる前に、ひとりで夜中によみました。
    私自身が両親との関係に常に不安を持ちながら育ってきたり、育児に疲れて子ども達ときちんと向き合えなかった時期があったせいなのか…
    理由はよくわかりませんが、今回は子供たちにはよんであげられませんでした。

    もっと穏やかな気持ちで愛情を注げるようになったとき、子どもたちによんでやりたいと思います。

    そう、いくつになっても子どもは子ども。
    いつまでも…いつだって愛しているんですよね。
    よい絵本に出会えました。

    投稿日:2008/10/12

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