この絵本は私の姉の絵本でしたが、幼稚園に入った頃に読んでもらい、それ以来私の宝物です。
主人公の女の子のるるこがお母さんからもらった大きいももいろの紙で、とっても大きいきりんのキリカを作り、キリカと共に冒険をするお話ですが、今の時代のようにはっきりとしたカラーではありませんが、その分題名にある『ももいろ』のカラーが際立ち、幼稚園時代の私は『ももいろ』が大好きだったので、その大好きな『ももいろ』のきりんが私の家にいたら、なんて素敵なんだろうと空想したものです。
私も作ったものが立体になり目の前に飛び出してくる、魔法の紙がほしい・・・そうしたら何を作ってみよう・・・と考えたものです。この絵本はそういうイマジネーションを刺激してくれる素敵な本です。
私の娘はまだ3歳で、この絵本は少し長文なのでまだちゃんと読んであげてないのですが、5歳くらいになったら、ぜひ読んであげたい一冊です。30年間とっておいてあげて良かったと読み返した今、思っています。娘はこの絵本を読んで、どのようなイマジネーションが涌いてくるのだろうか?と考えて今からワクワクしています。