温もりのあるお顔の、まあるいお月様。
初めて読んだのは図書館でしたが、子供が飽きてご機嫌斜めだったにも係らず、この本だけは読み終わるまで静かに聴いてくれました。
お月様がとても明るい色で書かれているので絵に興味をもったようです。
お話はシンプルだけれど、喜怒哀楽が詰め込まれており、お月様が笑ったり悲しそうな顔になったりして、人の気持ちを考えたり感じたりするエッセンスが入っている部分はすごく良いと思えました。
ただ、雲さんを「どいてどいて」「だめだめ」「おつきさまがないちゃう」と邪魔にしている部分は共感できない部分もあって☆−1でした
読んでいる最中は集中しているのか無反応だったけれど、裏表紙の「べぇー」しているお月様のお顔を見るとにっこり。たまに「お月様のお顔どんな顔?」と聞くとべぇーと真似してくれます。