「おつきさまこんばんは」 みんなの声

　４ヶ月検診の際、市から無料で配られました。
　頂いた時は正直、「４ヶ月の赤ちゃんに本なんて早過ぎるんじゃない？」と思ったのですが、読んでやると意外にもシッカリ見たんです。
　声色を分け、大げさなくらい抑揚をつけて読むと、本から目をそらすことなく、集中して見ます。何度読んでも、毎日読んでも、反応は同じ。やっぱり本に集中しています。
　短いけれど文章があり、ストーリーもあるので、「本を読むこと」の楽しさを覚えてもらう第一歩としては最適の一冊ではないでしょうか。

夜は滅多なことで外に出ないので、 娘はまだお月さまの存在は知らないはずです。だけど、夜をあらわすために全体的に暗い絵の中でぱっと明るく目立つお月さまの表情がとても優しく娘はひきつけられるようです。まだ寝る前に本を読む習慣はないけれど、もう少し大きくなって寝る前に絵本を読んでとねだるようになったときに読んであげようと思える一冊です。

最近になって娘は、絵本の表紙では笑っているお月様が、裏表紙ではあっかんべーをしていることに気づいたようで、絵本をくるくる反して喜んでいます。

表が　お月様が眼をつぶっているところ。裏用紙にすると、お月様が舌を出してべ〜っとしているところ。私が、「ネンネ〜（表紙を見せながら）、べ〜！（裏表紙にひっくり返す）」をしたら、二人ともゲラゲラ笑っていました。意外なところではまるんですねぇ〜。

息子が1歳のとき、司書をしている義姉からセットでいたできました。他の3冊ももちろん楽しめたけれど、おつきさまこんばんは　は群を抜いた夢中ぶりでした。本物のおつきさまにもアタマを下げてみたり、最後の裏表紙でいっしょにべーっと舌を出してみたり・・　この本は一体何度読んだことでしょう。
妹が生まれ、今度は彼女に読んで聞かせていると、お兄ちゃんのほうがまたまた夢中になってしまいます。
子供の心をつかんで離さない不思議な絵本です。

１０ヶ月の我が子はこの絵本が大好き。一度読み始めると続けて４回はせがみます。お終いというと身をよじらせて読んでくれと全身を使ってだだをこねます。特にくもでお月様が隠れていくページでは、どいてどいてといわんばかりに雲を手で払おうとします。最後のページでは毎回お手々を振ります。単純な絵本ですが、読む度にうちの子は本当に大好きなんだなぁって感心してしまう本です。

１才３ヶ月の息子の一番のお気に入りで、「ばんばんわ」と言いながら持ってきて読んでとせがみます。屋根から少しずつ出てくるお月様、青い空にぽっかり浮かぶと歓声を上げて喜びます。雲に隠れて再び現れてまた歓声。お月様のニッコリした顔を一生懸命に指でなでています。裏表紙のアッカンベーも大爆笑でながめています。夜に読む時は、読んだ後に子供を抱いて外へ月を探しに行くことも。寝る前に楽しく過ごせる１冊です。

はじめに読んだとき、娘には、あのまんまるお月様が
おせんべいに見えたようです。
お話しを読みすすめていくうちに「お月様のおせんべい」と言うようになり、
読んで〜とせがんできます。
裏表紙のあっかんべーも大好きなようです。
０才の息子も、まんまるの黄色がインパクト大の様子で
じっと見ています。

夜空の暗い色と明るい黄色のコントラストやお月様の何とも言えない表情（赤ちゃんみたい）、
何もない夜空が月明かりでぽわっと明るい微妙なタッチの絵がとてもホッとさせてくれます。

夜空に美しく輝くお月様。
そのコントラストに大人でも惹きつけられてしまいます。

我が家ではお休みの儀式として寝る前に一度読んでいます。
しっとりした絵本ですが、うちの子のお気に入りは、裏表紙を見せながら私が「べ〜っ！。」とやると大うけします。

　藍色の夜空に、ふんわりと優しく浮かぶお月様。みているだけでじんわりと心が温かくなる絵です。
　まだ１１ヶ月の娘は「お月様とはなんぞや？？」という状態なので、読んでもピンとこないようですが、最後のお月様が笑っている絵がお気に入りで、自分でページをめくってじーっと見ています。
　文章も静かでやわらかいので、夜、寝る前に読むのが良いと思いました。

この本はうちの子が一番最初に興味を持った、まさに「ファーストブック」です。表紙と裏表紙の大きなおつきさまのイラストがインパクト大で、うちの子は寝返りを覚え始めた頃から見せるとニコニコして手を伸ばして触ろうとしていました。あまりにおとなしく泣き止むので、オムツ替えの時には本を立て掛けておつきさまにお守りをしてもらっていたほど。1歳になったばかりの今では真剣な表情でお話を聞いています。しっとりとした優しい雰囲気の絵本。お母さんも穏やかな気持ちになれますよ。