日本人学校を一時休学。どうやって息子の国語(日本語)教育を施したらいいのやら…。途方にくれていたわたし(たち)を救ってくれているのが、この作品です。学習対象がこの本になったとたん、進んで3回も音読してくれたのには驚きました。現地校(米国の学校)の読書クラブですでに読み、作品のあらすじを覚えていたこともありましたが、内容理解もしっかりしているようで、わたしは感心しました。
冒頭部分を抜粋し、2年生で習う漢字を虫くいにして埋めるようにしたお手製プリントは文句を言わずこなし、会話部分の鍵かっこを抜かした部分は、「ママー! ここ間違ってるよ! ママ、鍵かっこつけなかったでしょー!」と自分の発見を得意げに見せてくれました。(うれしい!! 宿題で会話部分を見つける課題のときは、一人で見つけられなかったことが多かったのに、エルマーのお話になったら、何の問題もなく自分で見つけられたのです…)
そんなわけで現在、エルマーに助けられながら国語の学習を進めています。読書対象がおもしろいと、子供の気持ちってこんなに入っていけるんだ…と、本当にビックリ。「スイミー」や「お手紙」と並んで、エルマーも授業で学習できたらどんなに楽しいことでしょう。などなど、勝手なことを考えました。