石井桃子訳とあると、最近つい借りてしまいます。
たまに絵本紹介などで見かけるのですが、読んだことがなくて、初めて読みました。
お母さんがえさを取りに行っている間に、水兵に連れ去られたあざらしの子。
コマ割のある絵で、白黒なので、息子にはどうかな?と思ったのですが、お母さんから離れて、動物屋から水族館へと生生流転の運命をたどるオーリーがどうなるのか?とても興味を持ったようでした。
お母さんを思って元気のないオーリーに館長が下したのは「ころしておくれ」という命令。息子は「えー!」と驚いて、オーリーが殺されてしまうの?と一層気になったようでした。
絵本ですが、読み応えがあり、息子が長いお話に興味を示している時期に出会えて幸運でした。
まだ読まれていない方は、ぜひ感動の最後を見届けてください。