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海のおばけオーリー」 みんなの声

海のおばけオーリー 作・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1974年
ISBN:9784001105674
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,240
みんなの声 総数 24
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  • オーリーがどうなるのか?

    石井桃子訳とあると、最近つい借りてしまいます。

    たまに絵本紹介などで見かけるのですが、読んだことがなくて、初めて読みました。

    お母さんがえさを取りに行っている間に、水兵に連れ去られたあざらしの子。

    コマ割のある絵で、白黒なので、息子にはどうかな?と思ったのですが、お母さんから離れて、動物屋から水族館へと生生流転の運命をたどるオーリーがどうなるのか?とても興味を持ったようでした。

    お母さんを思って元気のないオーリーに館長が下したのは「ころしておくれ」という命令。息子は「えー!」と驚いて、オーリーが殺されてしまうの?と一層気になったようでした。

    絵本ですが、読み応えがあり、息子が長いお話に興味を示している時期に出会えて幸運でした。

    まだ読まれていない方は、ぜひ感動の最後を見届けてください。

    投稿日:2008/06/25

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  • 映画を観ているよう

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    とても読み応えのある絵本です。

    1Pに4〜6の小さな絵、それもモノクロで、下に文章が書いてあり、
    ページも多く子どもが自分で手に取るとは思えないような地味な絵本です。

    でも、読み始めるとどうなるのかと、止まらなくなるのです。
    それぞれの気持ちが伝わってきて、あたたかい気持ちになります。

    こんなにかわいいアザラシのあかちゃんを、おばけだといってこわがり、おおさわぎをする人間の愚かさ。
    物事の本質をきちんと見ていないところに反省させられました。

    そんなアザラシの運命はいかに・・・
    最後まで楽しめる絵本です。

    投稿日:2008/05/30

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  • オーリーと一緒に

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    表紙を見て、オーリーの悲しそうなつぶらな目がずっと引っかかって
    いました。でも中身を覗いてみたら、…ちょっと長そう?
    娘が一緒に読めるようになるまで(6歳)、私も読むのを封印していた絵本。
    それなのに、買って帰ったら、娘に先に読まれてしまいました(^^ゞ

    モノトーンで、昔の映画フィルムのように進んでいくお話は、
    淡々としていて、でも全体的に愛情が漂っていました。
    環境が変わり、オーリーに興味を持つ人間に、興味を持つオーリー。
    すぐにお母さんが恋しくなって元気のなくなって行くオーリーの姿は、
    切なく、胸をぎゅっとつかまれるようでした。

    どうやってお母さんの元へ戻れるか、身近にオーリーを感じながら、
    一緒に旅してみてください。

    投稿日:2008/04/27

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  • アメリカのたまちゃん!!

    「おばけだ!おばけのオーリーが湖にでた!!」湖しゅうへんはおおさわぎ!
    でも、ネタをばらしてしまうとこれはアザラシだったんです。つまり日本のたまちゃんと、いっしょ。
    このお話はエッツという作者が今から八十年以上昔に書いた物語です。絵はマンガと、はん画のような白黒のそぼくな絵ですが、アザラシがなんともかわいらしく、出てくる人も昔風の服だったり、車だったりしてぼくたちの知らない昔のアメリカの生活を感じることができます。絵だけでも楽しいです。
     そして、あかちゃんアザラシオーリーはちょっとしたことでお母さんから引きはなされてしまいます。
    いろんな人の手で育てられたオーリーが、その後どんな旅をするのかは読んでみてくださいね。

     (お母さんに)絵の力も、物語の力も十分感じられる本です。一見地味な印象を感じの白黒の絵も、デッサン力の高さによって現在のカラフルな絵本に引けを取らない絵の魅力を引き出しています。物語の構成力も高く大人も引き込まれてしまうテンポがあります。話はアザラシのオーリーを中心に、そのオーリーで一儲けしようと考える人たちなど、人間もきちんと描写されています。小学生中学年頃から楽しめますが、福音館松井直氏も「子供が確実に喜ぶ物語性があり」と著書で述べられているように、よみきかせによって、お話の好きな子供なら幼稚園児でもオーリーと一緒に旅の展開を楽しみにして聞ける、そんな内容の本です。

    投稿日:2003/12/11

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