ヤマメの子ども、ピンクは、いつでもおなかぺこぺこのぺっこん。
仲間といっしょに虫を探して渓流を泳ぐ毎日。
怖いこともあるけれど、ほら今日もかげろうの大群だ。
それでもまだまだぺこぺこのぺっこん。
明日もたくさん食べたいな。
村上康成さんファンの我家の最初の村上さんとの出会いは、図書館で何気なく借りたこの本でした。
偶然にも、村上さんのデビュー作だったのですね。
とてもかわいらしい絵ですが、魚が虫を食べ、その魚はヤマセミに食べられといった自然の流れ、自然界の厳しさも描かれています。
ピンクはシリーズになっていて、これはその第一作目。
他に「ピンクとスノーじいさん」「ピンク!パール!」「ピンクのいる山」があります。
全て揃えていつまでも大切にしたい、そんな本です。