海水浴の準備は万端。どんな「ぴかぴかびより」(この表現もいいですね!)になるんだろう、とわくわくしていたら、お父さんが島流しに!しかも、お父さんは泳げない!娘もびっくりしていました。だって、うちのパパは、魚のように泳ぎが得意で、Jもパパから泳ぎを教わったんだもんね!泳げないお父さんもいると知って、驚いちゃったよね。でも、私がえらいな、と思ったのは、お母さん。子どもたちに助けられて照れ笑いしているお父さんを、やさしく迎えてあげて、帰りの電車の中でも、「また来ようね」と、微笑んでいます。きっと、普段から、決してお父さんの欠点や非も責めず、子どもたちにも、お父さんを尊敬できるようにと、自らがそう心がけているんだろうな、と感じました。「ねずみのでんしゃ」とあわせて読むと、良妻賢母のイメージがよりはっきりします。
娘は、ねずみのきょうだいたちが、それぞれにいろんな泳ぎを真似ながら、海水浴に行くのを楽しみにしているページが1番のお気に入りのようで、「クロールは、パパと同じだね。Jも、かえる泳ぎできるよ!」と、このページをみて、いろんな泳ぎ方の名前を覚えました。