「クリスマスくまくん」 みんなの声

クリスマス前のおもちゃ屋さんが、お話の舞台です。
主人公は、売れ残りのくまくん。
見ていると、可哀想になってきますね。
しかも、返品されたときは、驚きと悲しみが一緒になって・・・
でも、素敵な女の子に出会えて、本当に良かったね。

玩具さんの戸棚でクリスマスまでに自分の家が見つかると思っていたぬいぐるみのくまくんの不安な気持ちがとても切なく伝わってきます。
一番目立ちやすい場所がら移動させられて目立たない高い棚に置かれてしまったくまくんは、先輩のお猿さんのお人形や、豪華な女の子のお人形に励まされて過ごしますが、二人とも夫々に居場所が見つかった時にはやっぱり不安でいっぱいになります。そんな経験は多かれ少なかれ誰もが経験すると思うのですが、居場所が見つかるまでは焦ってしまうものだと思いました。エリーと出会うことが出来て本当によかったと思いました。誰にだって居場所はあるものだと思いました。

子どもは自分がくまさんになって、ラストの安心感に辿り着くまでわくわく、どきどきのようでした。絵は好みがあるかもしれませんが、きれいです。私は、おサルのジャンプの場面がたのしかったので、まだまだやんちゃなのかもしれません。