「はるのやまはザワザワ」 みんなの声

冬眠から目覚めた小熊のグルルと一緒に春を感じました。
グルルが歩きながら出合う山や川の様子や
どこからともなく姿を現した動物達の仕草に
私も　春の訪れへの悦びを感じずにはいられません。
冬の山の静けさを想像させる最初の場面から始まるので
余計に
躍動する春の山を実感できるのでしょうね。
春の息吹の音（ザワザワ）が　聞こえてくるようでした。

山の冬から春へ･･･その様子が描かれています。

なにか「春」の絵本が見たいと検索して見つけたこの絵本。

最初は冬の様子が書かれていますが、この冬の描写を言葉でみるだけでも冬の山が想像できました。
冬のシーンとした中で時折聞こえる音。
このページをみて、さみしいけど静かな山もいいもんだなって感じました。
それがページをめくるたびに春へと近づいていきます。
ほんとに耳を済まして山の音を聞いている感じ。
ザワザワザワザワ･･･山が目覚めた証拠ですね。

山の中の命を感じる絵本です。

ゆったりとした空気が流れています。
春を迎えている儀式（？）を感じれます。
春の山は動物達が活動的になり、命の音が膨らんできます。
「ザワザワ」って
なんだかうるさいような言葉と思っていましたが、
生命の力強さ、希望、ワクワクした気持ちが含まれているように感じました。

寒く厳しく、なんとなく薄暗い冬の季節から
動植物がだんだんといきづいていく様子がこの
“ザワザワ”で全て表現されてて
躍動感を感じます。

自然の生命に力や活力を感じる春。
私たちにまで、その力の声が聞こえてきそうな
楽しいお話しでした。

春の季節に読んで、自然の中から大きな力を頂かなくちゃね！

冬は動物達も冬眠しちゃうからちょっと寂しい。
でもね、春になると･･･
眠っていたみんなもおきだして、
ほらこんなににぎやかになるんだよ！

冬から春に季節がかわるにつれ、お山がザワザワ。
このザワザワっていう表現の中に、
何だかワクワク感やドキドキ感も
いっぱい含まれている感じがします♪

ああ、春が待ち遠しい！
そんな気持ちになっちゃう絵本です。

息子のお気に入りは、クマのグルルが、
はちみつ食べに夢中になって、枝から落ちちゃうところ＾＾；

あはは〜って思っていると、

あらら良く見てみると、下の蛇さんもえらいことになっている？！

と、また笑っていました♪

静かな静かな冬から一転、春が近付くと、山がザワザワし始めます。

ザワザワという言葉の響き、何ていいんでしょう！
動物も植物も、春の訪れを全身で喜んでいるのが伝わってきます。

どんな生き物にも命があって、力強くて、逞しくて。。
村上さんの自然を愛する気持ちが絵本全体に表れています。
私も春の訪れにわくわくしました。

村上康成さんの描く動物や植物が大好きです。癒されるんですよね。春の息吹が感じられ、とてもあたたかな気持ちになります。
こぐまのグルルを中心に描かれていますが、子供たちもたくさんの動物に興味津々。お話の進み方も、一緒に体感している気分になってきます。耳を澄ませば、春の音が本当に聞こえてきそうです

　熊のグルルが冬眠から覚めました。雪の中にも沢山の植物が芽を出したり、動物も沢山出て来ました。　
　自然の営みや動物の生態を子供たちにやさしく教えてくれていました。