あおくんときいろちゃん」 みんなの声

あおくんときいろちゃん 作:レオ・レオーニ
訳:藤田 圭雄
出版社:至光社 至光社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1967年
ISBN:9784783400004
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,851
みんなの声 総数 236
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236件見つかりました

  • 名前をつければ、いきいきと。

    とってもシンプルな絵でありながら、自然とひきこまれてしまうような不思議な作品です。

    絵の具で描いたただの丸が、自然と「あおくん」、「きいろちゃん」として、見えてきます。
    ただの丸であっても、そこに名前を付ければ、いきいきとした登場人物になってくるということに、この本を通して気付かされました。

    違和感なく、常識を打ち破れる作品というのは、とてもすごいですよね。

    ストーリーもしっかりしているし、絵の良さ・斬新さをうまく利用しています。
    孫のことを思って描いたことが伝わってくるような絵本。
    ちいさいお子さんに、ぴったりです。

    投稿日:2006/08/06

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  • 愛があふれる絵本

    絵の具の点からこんなお話が生まれるなんてレオ・レオニーさんはなんて心優しい人でしょう。
    友情、愛情すべてがギューっとつまっています。
    うれしくってあおくんときいろちゃんが一つになるところや
    かなしくってバラバラになってしまうところなんて
    読んでいて胸がいっぱいになります。
    こんなにいい絵本ならもっと早く出会いたかったです。

    投稿日:2006/07/28

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  • 絵も文もシンプル!

    • 絵本ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    とてもシンプルなのに、奥が深い絵本です。

    あおくんときいろちゃんは、とても仲良し。
    いつも一緒に遊んでいました。仲良くなりすぎて、みどりになっちゃった!!
    みどりになったから、あおくんのおうちでも、きいろくんのおうちでも「家の子じゃない」といわれてしまう悲しさ。
    泣いて、泣いて、泣いて、涙がそれぞれ青と黄色に分かれてもとにもどったお話です。

    家の子は、何度も何度も読んでいました。
    とてもお勧めです♪

    投稿日:2006/07/26

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  • なんてシンプルでおもしろい絵本!

    ただの色のついた円が主人公だなんて!と、初めて見たとき驚きました。
    絵の具遊びが始まる4歳くらいのお子さんだと、ストーリーとは別に、色と色が重なる不思議も楽しめると思います。実際、この絵本を読んでから絵の具で遊ぶと、いろんな色を組み合わせて遊ぶ子が続出。
    そして、このストーリーも、なんだかほっとでき、おもしろいです。自分の子にも、ぜひ読ませようと思ってます。

    投稿日:2006/07/12

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  • あおくんときいろちゃんは、仲良し。ある時ふたりが重なって緑になってしまいます。
    お父さんもお母さんも気づきません。
    そうだよね。大人は、見える物しか気付かない事が多いもの・・・
    でもね泣いて泣いて元の、あおくんときいろちゃんになるとね。やっと気がついてくれて抱きしめてくれたの。そしたら・・・
    緑に成ることが分かるの。
    この絵本は、私に色の変化だけでなく、もっと深い物を教えてくれました。
    この頃、時々絵手紙書くとき,顔彩の色を混ぜて色を作ります。 色って不思議です。
    混ぜるといろんな色に変身するんですもの・・・・

    子どもの頭の中はとても、柔らかくて、ピュアだから色の変化にもすぐにとけ込むことが出来るように思います。大人になっても子ども心を忘れない生き方が出来たらいいなーと思います。 
    おばさんになっても・・・・

    投稿日:2006/04/18

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  • 色と色

    • ほんともさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、女の子0歳

    読む人それぞれで、感じ方が何通りとある本だと思います。
    読む度に、家族のこと、自分のこと、色と色とが溶け合うということ、いろんなことを考えます。読み込めば読み込むほどに奥深く、味の出る一冊です。娘は「青と黄色が重なり合って緑になる」ということが面白いようですが、今はただそれだけでいいと思います。

    投稿日:2006/05/30

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  • この本は、本の書き添えを読み、このお話が生まれる背景を見ると、もっと好きになりました。

    お孫さんと遊んでいて、偶然出来たお話だとか…

    お話の発想自体、天才的ですが、「家」「教室」の表現方法、遊んでいる躍動感もほんとにうまいと思いました。
    特にすきなのは、みどりちゃんの涙…鳥肌が立ちます。

    こういう、シンプルなお話で、ここまで表現できるなんて感動です。大人も楽しめる本です。

    もちろん、子供も大好き。文字も少なく、簡単な内容なので、2歳くらいから大丈夫なのではないでしょうか。

    投稿日:2006/04/22

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  • やさしいえほん

    • ゼミさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳

    みどりになったあおくんときろちゃんだけれど・・
    私はおとうさんやおかあさんに気がついて欲しかったな。
    実はぼくたちなんだっていうことを。
    少し残念。でもとってもやさしくてあったかい絵本ですね。

    投稿日:2006/04/20

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  • 色が生きてる

    • ぷちさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子15歳、女の子13歳、女の子7歳

    形だけど、まるで一つ一つが命を与えられたように喜んだり悲しんだりしている様で、仲良くなった様子までホッコリしてます。
    色の暖かい使い方。
    流石にレオ・レオニーですね。
    面白くて、楽しい。
    家にあるこの本はカバーがなくなってしまうほど子どもが持ち歩いてます(笑)

    投稿日:2006/04/18

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  • ただの丸。でも生き生きしている!

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    余りにも有名なこの絵本。題名は知っていたものの、実際に本を購入して読んだのは、娘が生まれてからでした。
    何とも不思議な絵本でしたが、このただの丸、それもポトンと絵の具をたらしたような丸が、ちゃんと意思を持った、あおくんやきいろちゃんや、お友だちや親に見えてくるから面白い。
    子どもも「この丸なに?」なんて言わないのです。ちゃんと「あおくん」「きいろちゃん」と呼んでいます。
    実際に男の子や女の子の姿が描いてある以上に、二人でいる楽しさとかお友達と遊ぶ楽しさ、親にわかってもらえない悲しさが、読者にヒシヒシと伝わってくるから不思議です。
    子ども達も大喜びで、何度も読んだ絵本です。

    それにしても、レオ・レオニって不思議な絵本作家ですね。
    『スイミー』と同じ作者だなんて思えません。全く違う絵本になっています。
    とても好奇心旺盛で、なんでもやってみようという人だったのかしら?

    投稿日:2006/04/18

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