トッケビのこんぼう」 みんなの声

トッケビのこんぼう 作:チョン チャジュン
絵:ハン ビョンホ
訳:藤本 朝巳
出版社:平凡社
税込価格:\1,650
発行日:2003年07月
ISBN:9784582831719
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 13
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  • 二つのお話

    正直者の若者のお話と、よくばりな若者のお話の二本立て。
    同じ棍棒を使った全く正反対の物語が面白く感じました。
    前後から読んでいくスタkルですが、真ん中の風景に、どちらも呑み込まれてしまうようで不思議な読後感です。

    投稿日:2019/08/18

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  • 両面から

    面白いつくりでした。
    何と、本の両面から読むことが出来るのです。
    「はじめの はなし」と「つづきの はなし」
    このパターンいは、子供も驚いて「面白かったー」と言っていました。
    お話のほうも、日本の昔話でなじみのある流れだったので、読みやすかったと思います。

    投稿日:2012/11/25

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  • 韓国の昔話

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    韓国のおはなし。トッケビは韓国版のオニですかね。
    日本の昔話ととてもよく似た雰囲気で、正直者にはいいことが、欲張り者には悪いことが起こる王道ストーリー。トッケビがなんとなくユーモラスでただ怖いだけじゃないところも日本の昔話を彷彿とさせます。
    絵本のちょうど真ん中で一つのおはなしが終わり、くるっとひっくり返して反対からもう一つのおはなしが始まるというちょっと変わったしかけが楽しい。
    叩かれて伸ばされてしまった欲張り者の姿に下の娘はややおびえていましたが、それでも面白いらしく何度も読みました。

    投稿日:2011/06/09

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  • 正直な若者は、ハシバミのみをお父さんにお母さんにそして、自分にと
    心優しいんです。

    夜になりトッケビのすみかと知らずに 入ります。
    トッケビの顔のおもしろいこと 憎めない顔なんですね。でもこの若者は、怖くて 怖くて・・・・・ところが、おなかがすいて ハシバミの実を食べたんだって(どんぐりのような実ですかね?)
    堅いので ガラガラと大きな音がしたのです
     本当だったら怖くて じっと我慢しているところですが ここが正直者の人徳ですね!

    トッケビも恐がりなんですね。 こんぼうおいて逃げるなんて・・・・
    このこんぼうが 「コンコン でてこい きんのかね」
    なんと  宝が出てくるなんて(韓国のお話も 日本の昔話もよく似ていますね)

    つつ”きのはなしは 絵本を逆さにして読むところは楽しめますね!(粋な絵本です)

    よくばりものの結末は 「ひらめのようにひらいてしまえ うなぎのように のばしてしまえ」
    やはり、よくばりはいいことありませんね!

    昔話のお話の筋書きは どこの国もよく似ていますね!

    投稿日:2010/08/17

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  • 二度楽しめます

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    こちらでの評価が高かったので期待をして読みました。
    まさに二度おいしい♪

    若者は若者でも、正直者と欲張り者とではこんなに違うのか!と感じさせられます。
    自分は欲を張らず正直に生きていこうと思えるお話です。
    子供たちも「自分なら最初のお話の方がいい」と言っていました。
    (当然ですが・・・^^;)
    欲張っているとこうだよ!痛い目にあうよ!と教えられます。

    表と裏の表紙から別々に二つのお話を読めるのがよかったです。
    正直者と欲張り者の違いを比べながら読む事ができます。

    欲張り者がトッケビに懲らしめられてる様子が怖かったです。
    もう少しソフトなら家の絵本棚に欲しいなと思いました。

    投稿日:2010/02/13

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  • 平凡社、やってくれます。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子13歳、女の子8歳

    韓国の絵本作家の作品です。
    「トッケビ」あえて、日本語訳にされていませんが、これはどうやら「鬼」のことのようです。そして、お話は日本でいうなら「こぶとりじいさん」。きっと、ルーツは同じなんでしょうね。

    それにしても平凡社はやってくれました。これは、ただの韓国の翻訳絵本ではありません。
    ちょっと、機転が利いていて、楽しい仕掛け絵本ぽい作りになっています。「ぽい」というところが曲者なのですが…。

    こういう、話も絵も素晴らしくて、さらに機転の利いたパンチのある絵本はいいですね〜。
    ただ、読み語りに使う時は、ちょっとばかり気をつけなければいけません。本書の扱いには、くれぐれもご注意ください。v(^^)

    投稿日:2009/01/23

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  • 心がけがよくないと

    韓国の昔話ですが、日本でいうと「おむすびころころ」や「こぶとりじいさん」のような正直者と欲張り者が出てくるお話に似ています。

    「はじめのおはなし」で、正直で親孝行な息子がハシバミの実を拾います。
    息子が森の中の小屋で休んでいるとトッケビ(日本でいう鬼のようなもの)が来てこんぼうで金貨や銀貨を出します。

    本をひっくり返して裏表紙から読むと「つづきのおはなし」でよくばり者が出てきます。

    内容は想像がつくと思いますが、心がけがよくないと、幸福は訪れないのですね。

    息子にとってはおもしろかったらしく、一人でも読み返していました。

    韓国には、トッケビが出てくるお話が多いので、これからも探して読んでみたいと思いました。

    投稿日:2008/10/12

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  • 2度楽しめる!

    1ねんせいのクラスで読み聞かせしました。
    お話し自体は日本の昔話にも同じようなものがあって
    大人の私には「あ〜、この展開か!」と思うのですが
    その言葉を「えっ?この作りは?何??おもしろい!」
    と、感心してしまう作りになってるのです。
    そうです!この絵本には「はじめのおはなし」と「つづきのおはなし」
    の始まりが絵本の表紙と裏表紙に分かれてて
    絵本のちょうど中間から物語の展開を分けてるのです。
    そうすることで、読み聞かせの場面では
    「間をおく」ということがいかされて、
    場面の切り替えが分かりやすく、次はどうなるの?
    早くおはなし聞きたい!と子どもたちの興味をひくのですね〜

    実際に読み聞かせしたときにも、
    「さて、続きは一体どうなるのでしょう?」の問いかけのあとに
    絵本をくるり!とひっくり返して、「さあ、続きはここからだよ〜」
    といった風におはなしを始めると
    「わあ〜!絵本が反対になってもおはなし読めるの?」
    「おもしろい!題名(絵本のタイトル)が二つもある!早く読んで!」

    子どもたちもどこかで聞いたことのある、わかりやすいおはなしに
    おもしろい仕掛けを施した絵本。
    とっても楽しい時間を過ごしました。

    投稿日:2008/08/14

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  • 韓国絵本

    これはやられた!と思える絵本でした。何故かというととてもユニークな作りだったからです。表からも裏からも楽しめるなんてこの絵本が初めてです。以前にもトッケビに関する絵本を読んだのですが、この絵本のトッケビは日本の鬼みたいで呼び名は異なっても同じような言い伝えがあるのだなと興味深かったです。絵の感じも日本の昔話の様でした。この絵本ではお金に注目しました。今では使われていないお金もとても珍しく見る事が出来ました。色々な物から韓国の文化を知ることができる絵本だと思いました。

    投稿日:2008/07/08

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  • とても変わったつくりの絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    韓国での有名が昔話のようです。

    正直ものと悪者が出てくるのは、日本も韓国も全く同じで日

    本の作品と言われても全く違和感のない作品です。

    この本の面白いのは、丁度真ん中の頁が最終頁になっていて

    表紙から読むのがはじめのはなしで、裏表紙から逆さまにし

    て読むのがつづきのはなしとなっている点です。

    良く出来たつくりで、とても関心しました。

    子供も正直でないといけないよねと分かりやすかったようで

    す。

    投稿日:2007/08/04

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