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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

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SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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ないた」 みんなの声

ないた 作:中川 ひろたか
絵:長 新太
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年04月
ISBN:9784323070476
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,168
みんなの声 総数 99
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99件見つかりました

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  • 泣くことを広い心で受け止めてあげたい

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

     この本は、どちらかというと、子ども本人よりも、母である私自身が必要な本でした。

     小さいときから長男が、「癇が強い」と一言でいっていいのかどうか、わかりませんが、よく大泣きをして、しかも一度激しく泣いたらなかなか泣き止まなくて、どう対処していいのか私自身、精神的に苦しかった時期がありました。
     
     激しく泣く理由が私には理解できないことも多く、はじめは慰めたり共感しようとするけど、あまりにも長泣きだと、「なんで?」と理由を追求してしまったり、自分が責められているみたいに感じて怒れてきたり、そしてまたそんな自分に腹が立ったり…。
     
     泣かせることに罪悪感があったかもしれません。知らず知らずになるべく泣かせないようにしていたかもしれません。

     でもある日、そんなことが、少しずつ、本当に少しずつだけど確実に、その頻度と時間が減ってきているとふと感じた瞬間がありました。
     
     「いちにちいっかいぼくはなく。どうしてだろう?」これを読んで「そう、そう」と」思いました。
     
     大泣きもベソかきも合わせれば、小学校2年の今でも、必ず一日一回は泣いています。
     
     それでも、だいぶ我慢もできるようになってるし、泣いても自分で気持ちを切り替えて泣きやむようになっています。少しずつの進歩でも、振り返れば、大きな成長です。
     
     それは今までにたくさんたくさん「泣く」経験をしてきたかもしれません。泣くことで気持ちの整理がつけられるようになったのかもしれません。
     
     泣くことにもいろんな子どもなりの理由がある、それを理解しようとはいえないけど、広い心でなるべく受け止めてあげたい、と決心させてくれました。
     泣いたっていい。泣くのは当たり前。泣いて心も体も大きくなるんだと、今思えます。

    投稿日:2010/09/22

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    7
  • 会話のきっかけに

    • ひぽさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳

    うちの娘は幼稚園でよく泣くらしく、先生から「今日は5回も泣きました」などと言われるのですが、本人に聞くとたいてい「泣いてないよ」と否定され何も話してくれません。

    最近図書館でこの絵本を借りて、ある日寝る前に読み聞かせたあとに突然、「わたしはねぇ、○○ちゃんに意地悪言われた時とかに泣いちゃうんだ」と話しはじめました。
    どんな意地悪されるのかについては「内緒」と言われてしまいましたが、初めて泣いた時の話を自分からしてくれたのです。
    この本のおかげです。

    4歳くらいになると感情移入して読むことができてくるのか、自分の気持ちや感じ方について、絵本をきっかけとして語り合うことができるのだなと、感じられた瞬間でした。

    投稿日:2011/12/24

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    4
  • どうしておかあさんが泣いたのか?

    包丁で指を切っても泣かないお母さんが、ふとんの中でそっと泣いていたのが気になります。
    何かあったのか?うれしい涙?悲しい涙?
    気になります。

    人間も動物もみんな泣きます(鳴きます?)
    それでいいんだよ。
    鳴きたいときには泣こうと思います。

    投稿日:2017/10/06

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    2
  • こどものうちだけ・・・。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    4歳の娘が読み聞かせをしてくれました。

    いろんな「ないた」について描かれている一冊。
    娘も見に覚えのあるシーンが多々あり、
    とっても身近に感じたことと思います。

    お兄ちゃんに苛められては泣き、
    自分の希望が通らないと泣き、
    眠くては駄々をこねてなく娘。

    確かに大人になったら、こんなことでは泣かなくなるけれど、
    だからこそ、今の娘の泣き顔はとっても貴重なものだなぁと
    改めて感じました。

    泣いてる娘には申し訳ないけど、
    娘の泣いている顔もかわいくって大好きな私。

    今のうちに彼女のいろいろな「ないた」を、
    記憶にとどめておこうと思いました。

    投稿日:2016/04/05

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    2
  • 泣きたい気持ち

     いつ頃から泣かなくなったのだろうか?
     強くなったから?我慢することに慣れたから?この絵本を読むと,ふと考えてしまいます。

     絵本では,子供が「何故大人は泣かないのだろうと?」と不思議に思う場面が描かれています。転んで泣いた。ぶつけて泣いた。僕は,いつも泣いているのに,何故大人は泣かないの?
     「ぼくも おとなになったら なかなくなるんだろうか」

     いいや,大人になっても泣きたい気持ちの時は,あるんだよ。だけど,今は,自分の気持ちに素直になって,思う存分泣いていいんだよ。
     そう答えてあげたくなりました。

    投稿日:2011/09/07

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    1
  • 泣く気持ちを考える絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    中川ひろたかさんと言えば、「ピーマン村」シリーズがつとに有名です。
    長新太さんは、「きゃべつくん」「ごろごろにゃーん」等のナンセンス絵本で知られています。
    そんな二人が、「泣く」という気持ちに関して、考えさせる絵本として世に送り出した絵本です。

    帯にあった中川ひろたかさんの言葉が秀逸でした。
    「ぼくは、こどものころは、ひどいなきむしでしたが、
    おとなになると、あんまりなけません。

    ぼくは、こどものころのように、
    まいにち、なけるようなひとになりたいのですが
    どうも、うまくいきません。

    おとなになってわかったことだけど、
    すぐになけるのって、すばらしいことなのね。
    まいにちなけるなんて、かっこいいことなのよ。

    ひとには、いろんな「なく」があって
    いろんな「なみだ」があります。
    「なく」ことについて、すこしかんがえてみようかな」

    前半は、ぼくが色々な理由で泣くシーンが展開します。
    後半は、おとうさん、おかあさんに言及していて、おとなは泣かないと結んでいます。
    泣くのは子供の仕事とさえ言われ、子供は、確かに泣くことによって、その辛い思いをきれいさっぱり流しているような気がします。
    そう考えると、子供の泣く行為をたしなめるというのは、親の不用な行いなのかも知れません。
    素直に自分の感情を泣くことによって表現出来ることは、実は、凄く素敵なことであって、子供の特権と思える、そんな印象を持ちました。

    子供と一緒に泣くことについて考える良い機会になり、大人にとっては、子供が何故泣くのかを考えさせられる絵本として、オススメします。

    投稿日:2011/08/23

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    1
  • 「泣く」をかんがえる

    いちにち いっかい ぼくは なく

    転んだり、ケンカしたり、しかられたり…。
    じゃあ、からすがなくのは…?
    おとなは、なかないの??

    この本には、本当にいろいろな「泣く」がでてきます。

    子どもは、本当に正直です。
    ひと目も場所も気にすることなく、
    いや、時には気にしながらも、感情のまま泣くことができます。
    娘もよく泣きますが、ときどき羨ましいなぁ〜と思います。
    どうして大人は、
    素直な感情のひとつに ここまで抵抗を感じるんでしょうね。
    この本を読んで、そんなことを考えてしまいました。

    最後は、「大人になったら、なかなくなるのかな?」と
    しめくくられています。
    きっと、うちの娘もそう感じたのでは?と思いました。

    投稿日:2011/01/05

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    1
  • なくことっていいな

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    泣くことが多かった子供時代、いつの間にか泣かなくなった大人の自分、ちょっと不思議な気持ちになる絵本です。
    今は毎日何回も泣く娘も、次第に一日一回、それから泣くこともほとんどなくなる日がくるんだろうな〜と。
    そんな子供の成長を見守りたくなります。

    投稿日:2009/12/31

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    1
  • 泣くことって。

    泣くことについて考えさせられる1冊でした。泣くシーンはいろいろあるんですよね。子供のころは確かによく泣いていたのかもしれません、よく覚えていないけど。子供も1日によく泣いたりわめいたり、いろいろしていますが、泣くことはいろいろな思いが混ざって、そして泣くことによって強くなれるんですよね。泣くことはとっても大切なことなのかもしれません。子供が泣きたいときには我慢せず、止めず、思い切り泣かせてあげようと思いました。

    投稿日:2024/09/18

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    0
  • 泣いてもいいんだ!

    中川ひろたかさんと長新太さんコンビの作品は、「おとうさんといっしょ」シリーズや『ごめんなさい』など、たくさんあって、どれも楽しいです。
    こちらも長新太さんのイラストが光る作品。「こわくて泣いた」のページなんて、本当にこわいです。やはり説教臭くないのがいいですよね。
    思い切りなく姿を見ていたら、泣いてもいいんだ!と思えて、気持ちがラクになると思います。

    投稿日:2023/04/19

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