クレヨンの色の関係が、小さな人間関係をあらわしている絵本で、強さとやさしさの両方が伝わってくる絵本でした。。
年少の息子もちょど小さな人間関係ができている時期です。
苦手な子、仲良くしたいのに仲良くしてもらえない子など、今までのようにみんな友達というようにはいかないようです。
そんな息子に、この絵本を通して、仲間はずれにされたときの寂しさ、個性を認めてあげる強さなどが、この絵本から学べることをたくさん読み取ってもらえたらいいなあと思っていました。
さて息子の反応ですが、最初の頃は次の○○くんだねと何色がでてくるのかを楽しみにしたり、花火に感動したりでした。
でもある時、シャーペンのおにいさんってやさしいねと。
何度も読むうちに、その絵本に込められている思いを読み取れるようになってきているんだなあと思いました。