「くれよんのくろくん」 みんなの声

あらすじは皆さんがかかれているので省略するとして。
いじめられている黒色のクレヨンのくろくん。けれど、そのくろくんの良いところ、くろくんにしかできない素敵なことをみんなの前で見せてあげたシャーペンのお兄さんの冷静かつ愛情あふれた判断は、親として見習わなくてはならないと感じました。我が子に対しても、ついつい悪いところばかりに目が行きますが、シャーペンのお兄さんのように、こどもたちの良いところに注目して、自信が持てるように育てていきたいと思わせてくれた絵本でした。

娘の保育園で毎年やる劇遊びごっこでクラス担任の先生が、｢友達の大切さをよく知っているこのクラスの子達にぴったリ｣と、選んでくれた題材です。劇を見た後で私も欲しくなって買い求めました。劇中の子ども達はとっても生き生きとクレヨンやシャープペンシルのお兄さんを演じていました。花火の絵も実際に作成しました。もちろんけんかやぶつかり合いも多いけれど、毎日仲良く、元気に遊ぶ子達。後1年半このクラスで一杯友達の大切さを知って欲しいと思っています。

皆それぞれいろんな個性を持っていて、くろくんだってすごい魅力を発揮しました。「皆友達だよね。仲間はずれにしたらだめだよ」ということを伝えたくて、現在8ヶ月息子が誕生したときから読み聞かせています。今では、自分でページをめくり皆の絵が花火になるページを開いてキャッキャ笑うんです！！これには感動しました。

　昨日手に入れたばかり。平積みされててキャラクター物に手を伸ばした娘を制して買いました。　
　まず、くれよんという身近な物が題材になってるところが気に入りました。本屋ではぱらぱらとしか見てなかったけど、帰りの電車の中で2回も読んでしまいました。
　すると、私が保育園で習ったことそのままだったので、懐かしく思いました。それにくれよんの出てくる順番は、娘の行動そのもの。
　絵がかわいいし、心もほっとするし、本と同じことしてみたいと思う1冊です。オススメです！

クレヨンのセットで、黒って必ず使い切れず残ってますよね。
でも、色には、『それぞれの持ち味があるんだよ』と教えてくれる素敵な絵本です。
そして、この本を読んで以来、息子は、お絵かきのときは、「あかさん、ピンクちゃん、……、くろくん」と言いながら楽しそうに描いています。
ちゃんと『くろくん』も使っていますよ。

　仲間はずれのくろくんの、大変身！ママも学校でやった事のある技法で描かれる最後の絵は、大人も子供の「はっ」っとする作品です。
　あとで、子供にやらせるのもいいかも！

はじめて子供に読んで聞かせた時　途中で子供が涙目で悲しそうになってきましたが　最後にだいどんでん！！子供と一諸に喜べた　優しさを育てる絵本だと思います。

　「そらまめくんのベット」でなかやさんの絵と作品が大好きになり、書店でパパが「そらまめくん」以外の本を発見！それがこの「くれよんのくろくん」でした。娘が絵を描くのが好きだったのもあってか、本人も初めから絵本の中のくれよん達に興味深々でした。真っ白な画用紙に色とりどりのくれよんたちは、蝶や花などどんどん描いていきます。みんなから邪魔にされた黒のくれよんくんが、シャープペンさんの協力で皆をあっといわせます。
娘がこの本を読み終えた後、くろくんの「魔法」をママと一緒にやってみました。新しい絵の発見に娘はとても喜んでいました。
そして地味だったくろくんの活躍に、「皆それぞれ良いところがあるんだ」と教えられました。

黒色で何が書けるか・・・確かに難しいですね。私も小さい頃はよく絵を書きましたが、いつも決まった色ばかり使ったり、残ったりしたものです。
この絵本を読んで、何が書けるか考えながら子供と絵を書くのも楽しいのではないでしょうか。

くろくんはいつも仲間はずれ。
そんなくろくんも、役にたつときがきます・・・
子供がすきそうなクレヨンの遊び方。
とてもきれいな絵になりました。
かわいい絵は、こどももだいすきです。