娘の本棚に、そっと置いて1ヶ月。
いつ、「読んで。」と持ってくるのか楽しみにしていました。
人間の医者ときつねの化かし合い。
ずる賢いお医者さんと、化け上手な女狐。
「化けの玉」をめぐり、双方、化かし化かされ二転三転。
どうなるのか、最後の最後まで目が離せませんでした。
きつねは、人をだますってよく言われるけど、
そのきつねに劣らず、ずいとん先生もすごいです。
悪知恵を働かせて、「化けの玉」を手に入れようとする欲深さ。
ずいとん先生が勝ったと思ったら・・・
最後のオチは、思わず笑ってしまいました。
やはり、きつねの方が一枚上手?
皆さんのおっしゃるように、絵本としては長めのおはなしですので、
娘のように、小学中学年くらいに読み聞かせするのがいいかと思います。