新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

しんせつなともだち」 みんなの声

しんせつなともだち 作:方 軼羣 (ふあん いーちゅん)
絵:村山 知義
訳:君島 久子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1987年01月
ISBN:9784834001327
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,598
みんなの声 総数 111
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

111件見つかりました

  • やさしさは伝わる

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    雪の中こうさぎが蕪を2つ見つけました。
    一つは食べて、もう一つはお友達のロバさんのところに。
    ロバは出かけていたので、そっと蕪を置いてきました。
    帰ってきたロバは蕪を見て・・。
    次々に登場する動物たちは、みんな他の友達のことを
    心配するというストーリー。
    途中からは展開がなんとなくわかってしまいますが、
    繰り返しがなんとも言えず心地いいのが不思議です。
    「しんせつなともだち」というタイトルながら、
    お互いが会話をしている訳ではありません。
    でも、しっかりとやさしさが伝わっていくのは素敵だなと思いました。
    1年生のクラスでの読み聞かせに選びました。
    「この本知ってる!蕪がグルグル回るんだよ!」という声が。
    その言葉に、蕪そのものをくるくる回す話しだと思ったらしく、
    読み終えると「そうか〜そういう意味かぁ」とニコニコして言っていた子が
    印象的でした。心がほっこり温かくなったようです。

    投稿日:2007/01/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 真心のリレー

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    こうさぎが、ドアを開けて外を見ています。外は一面の雪。食べる物がなくなったこうさぎは、食べ物を探しに出掛けていきました。少し行くと、雪の中にかぶを二つ見つけました。喜んで一つ食べ、一つは残しました。ろばさんのことが思い出されました。ろばさんはきっと食べ物がないでしょう。これを届けてあげましょう…。一つのかぶを、こうさぎはろばに届け、ろばはこやぎに届け、こやぎはこじかに届け、そしてこじかはこうさぎに届け。
    真っ白いかぶが次から次へと運ばれる様子に、心が温かくなりました。戻ってきたかぶを見て驚くこうさぎに思わずニンマリ。
    とあるおはなし会のパネルシアターで初めて出会いました。「ゆきがこんなにふって、とてもさむい。」のフレーズの繰り返しが心地良く耳の奥に残っています。さっそく図書館で借り、家で何度も読みました。暖かそうな家の中と、寒そうな雪の世界。描写の対照が見事です。君島久子さん(『王さまと九人のきょうだい』の訳者ですね)の訳された日本語はとても美しいです。ゆったりとした気持ちで言葉を噛み締めるように読んでいると、とても幸せな気持ちになりました。冬の読み聞かせに、また大人が自分で自分に読むのにも、オススメの一冊です。

    投稿日:2007/01/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 思いやりの心が伝わります

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    タイトルの通りこの物語に登場する動物は、親切な友達ばかりです。
    寒い冬、食べ物の少ない季節。
    いろんな動物が他の動物を心配して食べ物を届ける繰り返しの話です。
    読み終わった後の娘の一言『本当にみんなしんせつやなー!』と感心しておりました。
    動物達の思いやる気持ちが伝わったようです。
    寒い冬に心が暖かくなる一冊です。

    投稿日:2006/12/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 冬におすすめの絵本です☆

    • akinoさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子1歳

    娘が2歳の時に購入しました。
    初めはまだ早かったのか、なんとなく聞いている、という感じでしたが、3歳すぎてからはこの絵本をよく読んでいました。

    繰り返しのストーリーが子どもには受け入れやすいのかもしれません。
    何度も読むうちに子どもは文章を覚え、
    「ゆきがこんなにふってとてもさむい」
    とか
    「たべものをさがしにでかけていました」
    など一人で読むようになり、驚きました。

    最後の「おち」はもしかしたらまだよくわかっていないかもしれません。
    でも食べ物がなくて困るといけないと思い、みんながみんなを思い合っていることが伝わるといいな〜と思います。

    投稿日:2006/12/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • しんせつのぐるぐる話

    しんせつ(といっても、おなかのすいた隣人に、寒い冬の中食料を持っていってあげるお話なので、しんせつというより切実な物資供給なんですが)のぐるぐる話です。ちゃんとオチがついていて、クスリと笑えるようになっているのがいいですねぇ。うちの1歳児にもそろそろ読んでも分かる頃なので読んであげようと思います(0歳のときは反応がありませんでした)

    投稿日:2006/10/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • もうひとひねり欲しかった

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    うさぎさんが、ふたつ見つけたかぶのひとつを、おすそわけ。

    そのかぶが、最後には違うものになって戻ってくるわらしべ長者みたいな話かと思ったら、違いました。

    いろいろな動物が同じ台詞を繰り返していて、同じ行動をとるというパターンもいいけれど、正直、展開にもうひとひねりを期待しちゃいました。

    投稿日:2006/09/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 少し申し訳ないけど星三つ

    この絵本、私が子供の頃に読んだのですが、なんだか解せない気持ちになってしまったのを覚えています。

    こうさぎが、見つけたかぶを、ろばのところへ持って行き置いてくる。
    みつけたろばは、ヤギにそのかぶを持って行く…というわけで、ぐるぐる回って最後にうさぎのところへ届くのですが…。
    このうさぎは、なんだか好意が無になってしまったようには感じなかったのかしら?
    残念だとは思わなかったのかな? その思いがなかなか消せなかったのです。
    私なら、食べてもらえるほうが嬉しかったのに。そう感じていたのでした。

    大人になって、今読んでみても、その思いは同じでした。
    なんだか、「美味しいのよ、食べてみて」と差し上げたお菓子が、日数たって、別の友達から帰ってきたらこんなかんじかなあ…と下世話な私は思ってしまうのでした。

    私、心が狭いのかしら…
    ★三つにするの、少し申し訳ない気持ちがしてしまうのですが…

    投稿日:2006/08/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 思いやり

    • キンコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、男の子2歳、男の子1歳

    いろんな動物が冬の寒くて食べ物がない中それぞれ、食べ物を探しに行きます。はじめはうさぎが。そしてとれたカブを友達にあげに行きました。しかし友達はいなかったので机の上において帰りました。外に食べ物を探しに行っていた友達は次の友達にあげに行きました。しかしまたおらず机の上において帰りました。そんな事を何匹かで繰り返した結果、最終的にうさぎのところへカブは戻ってきました。ようは友達同士が相手を思いやる気持があって最終的に物は戻ってくるというお話。とても心にジーンとくるお話しです。相手を思いやる気持って大切なんだなぁって改めて思ったし、その気持を子供達にもこの絵本を通じて伝えれたらいいなって思いました。

    投稿日:2006/03/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほんとに親切

    • ユナママさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子4歳、女の子2歳、女の子0歳

    明日自分の食べるものもないのに、お友達に持っていってあげるような優しさを、子供たちにも少し見につけて欲しいなと思いました。
    最後に、かぶがまた自分のところに帰ってきたのがすぐに分かったうさぎさんも素敵ですね。それくらい、いつもみんな親切にしているってことですからね。
    登場する動物たちみんながやさしくて、読み終えたら私も優しい気持ちになりました。

    投稿日:2006/07/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • ほっとするお話でした。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    いろいろなところで目にしていた絵本なので、子供に進めて、借りてきてもらいました。

    雪の日のお話で、すごく静かに話が進むのに・・・。
    だいたい、次のパターンが読めるのに・・・。
    でも、何故か、最後にほっとして、また、読みたくなる絵本でした。

    うさぎさんには、それが誰からの贈り物かわかったというところが、この動物さんたちの友情を物語っていますよね。

    たった一つのかぶが、いろいろなことを連想させ、とても落ち着いた気持ちにさせてくれ、また、心温まるお話でした。

    投稿日:2006/04/27

    参考になりました
    感謝
    0

111件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / くっついた

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(111人)

絵本の評価(4.48)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット