「ぼくと おおはしくん」 みんなの声

男の子二人の友情と、かめたの交流が素敵でした。かめたがいなくなったとき、ホームレスに食べられた？よその子に盗まれた？とこちらも心配になりましたが、無事発見できて良かったです。でも、自然に帰してあげるおおはしくんの行動は素晴らしかったです。

ぼくとひとつ年上のおおはしくんは、
ザリガニを捕まえたり、秘密基地でカメを飼ったり
身近な自然を楽しみます。

ラストでおおはしくんは、飼っていたカメが野生に戻ることを
それが正しい姿であると感じ、
泣きながら自然に戻ったカメを見守りました。
この気持ちは、誰もがとおる成長の証であり、
自らの経験と重ね合わせ、妙に懐かしく感じます。

細部まで細かく描かれた丁寧な画風は、
親の世代が持つ思い出や記憶とマッチし、
都会に住む子供たちにも
こうした体験をしてほしい、と強く感じました。

　小学校の３-４年のころ、仲良くなった友達と自分たちだけの秘密をつくって遊んだ思い出が、この絵本の話と絵から思い出しました。ざつかしいなあ・・・ほんわかした気持ちが胸に広がりました。

この気持ち、何でしょう・・・
一言で言えば、「懐かしい」ですが、その懐かしさの中に、忘れていたあんな思いやこんな思いが沢山つまっている気がしました。
その思いは人によって色々あると思います。
私は、そんな気持ちを思い出しました。
今ではめったに思い出さない、子供の頃の大切な思い出とその時の気持ちです。
うまく説明出来ない、この気持ちですが、いろんな方に読んでいただきたいです。
読めばきっと、この気持ちがわかる！！

とても丁寧なタッチで描かれた絵と文章がマッチして、物語に引き込まれました。
息子がおおはしくんのように育ってくれたらなぁと思わずにはいられません。心温まる物語です。

この絵本からは特に懐かしさと力強さを感じました。
年上のお友達や秘密基地という今は遠い思い出が甦ります。
そして日常の中で少しずつ成長していく子供の力強さが瑞々しく描かれていてとても心に残ります。
おおはしくんはかっこいいですね。
かめたのラストカットとても良かったです。

作者の今後の作品にも期待しています。

絵がとっても芸術的で”迫力”がありますね！

草の緑、川の緑がキレイで、とてもイキイキしています。

特に後半の「かめたが川を泳ぐ」シーンは
力強さがあって素敵ですね！

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我が家の娘は、まだ0歳ですが＜緑＞が大好きなんです♪
（お外に行くと、木や草をジーっとみつめています）

『ぼくとおおはしくん』も、
すごく真剣にジーっとみつめていました！！！

生き物好きな子に育って欲しいので、
これからたくさん読んであげようと
思います！！！

亀を通じて幼くも男っぽい友情の物語が描かれています。
一つ年上の大橋くんが頼もしいですね。
亀やザリガで遊ぶ風景にはとても郷愁を誘われます。
今の子はインドアでゲームばかりというイメージがありますが
まだまだこの絵本のような子供もいます。
うちの子もだんだんこんな遊びを覚えてくれたらなと
願います。
川や秘密基地など憧れの気持ちで読んでいるようでした。

　川遊び，秘密基地・・・。自分が子供の頃の記憶が蘇ってきました。

　当時は，今と違って，川遊びができるような川がたくさんありました。自分も友達とザリガニを捕まえて，よく遊んだものです。

　そして，友達と二人だけの秘密の基地。今考えると，全然秘密ではないのですが，この絵本のように橋の下や学校の裏の林の中にちょっとした場所を見つけて，子供だけの秘密を共有して喜んでいたものです。

　亀を見つけた事で友達となった二人が，秘密を共有しながら，お互いの事を理解する。そして，亀が逃げ出した事件をきっかけに，まだ友達の知らない一面を知って，それを共に乗り越えて成長していく。

　この絵本では，私たちが驚くような派手な出来事は描かれていません。しかし，子供の頃に感じる小さな喜びや悲しみ，そして友情が細やかに描かれています。

　息子も小学生になり，これからは新しい世界が拡がっていくことでしょう。昔男の子だった私からも，これから絵本のような友だちとの出会いがある事を教えてあげたいと思いました。

４歳・７歳の娘たちと一緒に立ち読みさせてもらいました。
私はほんわかした温かい気持ちになりました。

こういう男の子同士の関係、いいですね。

少し違うかも知れませんが、私も子どもの頃友だちと公園の滑り台の下にお花をたくさん集めていたことがありました。
数日経つと全部枯れちゃって悲しい思いをしたことも思い出しました。

そんな出来事をこの絵本を読むことで思い出したんです。
娘たちにそのことを話すを「ママもきちがあったんだぁ。」
「○○ちゃんといっしょにきちつくってみよう。」と、
ワクワクした様子でした。

私自身、忘れていた子どもの頃の記憶。
それをこの絵本で思い出させてもらいました。
娘たちもママには内緒の秘密基地を作って遊ぶのかな。
更に娘たちもママになった時にその子どもたちに基地の話をするのかな。なんて、未来を想像して楽しみになりました。

ステキな絵本だと思いました。ありがとうございました。