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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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おばけむら」 みんなの声

おばけむら 作:南部 和也
絵:田島 征三
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年05月
ISBN:9784774606309
評価スコア 4.61
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みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 考えさせられます。

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    この夏 おばけモノのお話しを楽しく読みました、そしてこの絵本にたどりついたのですが・・・


    深い、お話しが深いです。

    ひなびた村におばけを捨てさせてくださいと、遠い町からやってきます。
    山の奥ならいいですよ、お役に立ててよかったです。
    そしてお礼のお宝を頂きました。

    あの村は捨てさせてくれるとおばけを捨てに次々とやってきます。

    いつしか村はおばけだらけに・・・

    はじめの取っ掛かり、わからなくもない。
    気のいい村長さん、って感じで。
    でも、そこを許したが為に、村はこんなことになってしまう。
    だったら、はじめからどうするべきだったんだろう。


    子供たちは低学年男子が描く様な自由なおばけの絵にわくわくしていました。

    わたしは、ムズカシイ絵本だわーとうんうん唸る。

    広域ごみ処理場を造らせてください
    産業廃棄物を捨てさせてください
    核処理施設を建てさせてください・・・

    大人も読んだらいい絵本です。

    投稿日:2008/09/17

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  • 最後のことばが印象的です

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    この本を読むと、ありきたりかもしれないふつうの生活がどんなに幸せな生活であるかを、痛いほど知らされます。でも、現実には、それをなかなか実感できませんね。人は、大切なものをなくしたとき、ようやくその本当の大切さを知ることができるんですね。この本の村に住む人々のように。

    本に出てくるおばけたちが、とてもかわいくて、決して悪さをするようには見えず、子どもたちも恐怖心を感じることなく読めたと思います。田島さんの絵の魅力がいっぱいにあふれた一冊だと思います。

    投稿日:2008/03/08

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  • 平凡な幸せ

    絵ごとまるまる日本昔話でアニメ化されそうな本でした。
    欲をかきすぎるとどうなるか。それなりの幸せの大切さをしみじみ思い起こさせる話ですね。

    決まりきった形ではなく、得体の知れないおばけに娘は愉快そう。何度も繰り返されるおばけ放しを純粋に楽しんでいたようです。
    私もだんだん裕福になっていく村にプッ、いい商売してるじゃ〜んと。
    ただ私は、書きたいことへの文が多く説教くさいなと思ったのと、少々話の繋がりが悪く感じました。

    投稿日:2007/11/05

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  • むむむっ・・・・!

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    破綻に気づいても「気のせい」にしようとしたり、
    「なかったこと」にしようとしてしまうあたりがリアル。
    そのうち本当に危機が訪れた時にはもう手遅れ・・・。
    あああー!!
    これって、あの事件、あの問題、あの出来事・・・!?
    お人好し、思考停止、下心で、日本中が「おばけむら」
    にならないようにしないとね!

    投稿日:2007/07/22

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  • おばけは苦手だけど、おばけの絵本が大好きな息子。
    なので、この絵本も題名から魅かれたようです。

    山の奥にあるひなびた村。
    この村には、次から次へと他の村からお化けを捨てたい
    という依頼がきます。
    気の良い村長は、その依頼を快諾。
    でも、あまりにも次から次へとくることになって・・・

    この内容、大人が読むと、
    かなり毒舌な&奥の深い内容などとも思ってしまうのですが、

    子供は単純にお化けがたくさん!
    それもいつの間にかお化けがうじゃうじゃ。
    っていうのに笑えたようです。

    田島さんの絵が、おばけ村の感じを高めてくれています。

    どの年齢で読むかによって、全然感じ方はかわる絵本の1冊だと思いました!

    投稿日:2007/05/07

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  • 奥の深ーい絵本でした。

     おばけや妖怪大好きな子どもが喜ぶかなと、軽い気持ちで題名だけ見て借りてきた本です。

     もちろん、いろんなおばけに子どもは喜びましたが、この奥にあるテーマがなんとも、大人をうーんとうならせました。

     そこそこの幸せで満足していた村人が、お金や物欲しさにおばけをどんどん預かっているうちに、とうとうおばけむらになったという、真面目に考えてしまうお話です。自分もこれと同じことをしているんじゃないかな。自分の生活を反省させられました。
     

    投稿日:2007/02/21

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  • 本当の豊かさとは

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    ひなびた村の村長は、初めは困っている村を助けるつもりだったのが、
    高価なお礼に目がくらんでしまったようです。
    おばけを他の村に押しつける村人たちは、現代でも聞いたような話です。
    自分たちさえよかったら、他の村の事なんで考えていないです。

    自然に囲まれ、ひなびた村では、豊かな暮らしは出来なかったかもしれません。
    でも、平凡な暮らしこそ、本当の豊かさと気がついた時には
    遅すぎました。
    平凡なくらしを守ることは、本当に大変です。
    誰かが間違った事をすると、もろく崩れてしまいます。

    これからの世界を担う子どもたちに、手に取ってもらいたい本です。

    投稿日:2006/12/20

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  • おばけからのメッセージ。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    最初は善意でおばけを捨てさせていた村長さん。
    とても、心の広いお人かと思っていたら、次から次へとお礼の貢物を頂くものだから欲が出てきた。
    沢山のお礼のお陰で働かなくていいし、村は栄えるし。
    でも、そのお宝と引き換えに、おばけに占領されてしまった。
    恐ろしい話だ。
    どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・

    このおばけたち。もともと人間が生み出したものかもしれない。
    「われちゃわん」とか「やぶれだいこ」とか名前がついてる。
    きっと、物を大切にしなければこうなるよって言ってるようだ。
    この村のように大変なことになる前に、もう一度考えよう。
    大人に対してのメッセージ。

    娘は、この本が気に入ったようですね。
    図書館で2度も借りました。
    おばけがとてもユーモアがあって面白いからでしょう。
    この絵本のメッセージに気づくのはまだまだ先のようです。

    投稿日:2006/08/24

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  • おばけの正体は・・・

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子13歳、女の子10歳、女の子6歳

    絵は日の出町のごみ処分場問題にとりくんでらっしゃる、田島征三さんです。ユーモラスでありながら、すごみのある「おばけ」を描いてらっしゃいます。

    「おばけ」自体は悪いものではないというメッセージが込められているにかなとも思いました。おばけを怖いもの、厄介な物にしてしまっているのは、私達人間の器の小ささや、先入観なのではないでしょうか。

    また、最初は善意からおばけを捨てさせれあげていた村長が、次第に貢ぎ物の魅力に悪徳村長になって行く様子が生々しく描かれています。欲に目がくらんでいるのに、「こまっているひとを助ける」という大義名分を掲げている。そして、裏山からおばけがあふれてきても、それに気がついた村人を、さらに自分をも酒でごまかしている。なんと愚かな恐ろしい、でも、私達も一歩間違えると踏み込んでしまいそうな悪循環。

    大人には耳に痛い話でした。私は、日の出村のごみ処分場問題をリンクして考えてしまうのですが、田島さんと日の出村の関係をしらなければ、もっと違った読み取りができたのではとも思います。

    何も知らない子供達は、おばけの姿におもしろがっていました。もう少し大きくなったら、この話の伝えるメッセージに気がついてくれるのではないでしょうか?

    投稿日:2006/07/24

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  • 単なるおばけの本ではなかった

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子6歳

    読んで「ムムッ」と考えてしまいました。
    ひなびた村にある日よその村から
    おばけを山へ捨てさせてほしいと依頼がありました。
    「こまったときはお互い様」と村長さんは快く引き受けます。
    その後、うわさを聞きつけ次々と「おばけを捨てさせて欲しい」と頼まれ・・。
    善意から頼まれ事を引きうけ、そのお礼として金品を受け取る村長さん、
    やっかいなモノはよそへやってしまおうとする他の村、
    増え続けるおばけたち。
    どこか現代社会の縮図のような気がします。
    善意もほどほどにということ?
    おばけ(やっかいなモノ)との共生の道を考えたほうがいい?
    「もう、むかしのひなびたむらにはもどれない。それなりのしあわせはもどらない」という最後の一文に考えさせられます。
    ちなみに息子は
    「ここはおばけたちのむらにして、人間がよそに行けばいいんじゃない?」

    投稿日:2005/11/24

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