この本と出会って、まずは凝縮されている内容にびっくりしました。
読み聞かせって多文化社会との出会いの場所でもあります。
あまり違和感なく、なじみのない国や島のお話を読んでいたりします。
紛争の絶えない地域のことを絵本で学んだりします。
国を知ってはいるけれど、あまり理解できていない歴史や民族性を知ることができたりします。
そんな絵本、物語、いろいろなジャンルの本が、多くの執筆者の思いと、みごとな構成で紹介されています。
紹介されている本のあまりの多さ(655タイトルですか)は、じっくりと読む本ではないかもしれませんが、開くたびに新たな発見がある紹介本です。
児童書が中心ですが、私達読み聞かせをする者の下地としてとても参考になり、学習になる本です。
読み聞かせでの本選びツールとしてうってつけの本です。