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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おりこうな アニカ」 みんなの声

おりこうな アニカ 作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:いしいとしこ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1985年
ISBN:9784834002546
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,308
みんなの声 総数 24
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24件見つかりました

  • 素直な女の子

    アニカは、おりこうというよりは自分で自分のことができたり
    褒めてもらえることが素直に嬉しくてしょうがない年頃の女の子のような気がしました。
    プリンをつぶされて、マイロスの鼻をポンと押してしまうところが
    かわいいなぁと思いました。
    何の違和感もなく小人がお話に溶け込んでいることに感心してしまいます。

    投稿日:2010/07/02

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  • 絵もお話も魅力的

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    お話会に来てくださった、絵本店のご主人から薦めてもらった絵本です。主人公の女の子の表情がとても可愛いこともありますが、周りの景色や動物など、とても現実的な絵で、きっと作者の方の住んでいらっしゃる国はこんな素敵なところなんだなあと感じられる絵本です。

    小さいころから絵本が好きな娘ですが、7歳になるとどんな本を読ませたら良いのか悩んでいました。
    そんなときに出会った本です。児童書もいいけど、この絵本は大きめで絵を見ながらじっくりと楽しめます。内容もいろいろな人物や動物に出会うので、物語に入りやすいです。

    文字数も結構多い本なので最初は私が一緒に読んであげました。まだ一人で読むには、ちょっと大変かと思っていましたが、そのあとは、自分で何度も読んでいました。表紙もとても素敵なので、飾っておきたくなるような絵本です。

    投稿日:2010/03/27

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  • 林明子さんの感じと似てませんか?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    今まで、何作かベスコフ作品を見てきましたが、この絵本は初めて見た印象が、「林明子さんの絵に似てる!!」でした。
    小さな女の子がお母さんのために奮闘するところなど、
    林明子さんの、「はじめてのおつかい」や「あきえとちいさいいもうと」を思い出しました。

    また、ベスコフ作品にはかかせない不思議な生き物たちもすごく自然に登場して、物語を盛り上げてくれました。
    そのさりげない登場と、去り方がいかにも!不思議な生き物。という感じで、さすがだな〜と思いました。

    お話そのものもとても温かくて素敵で、読みやすく、小さなお子さんでもつかみやすいものになっています。
    これは翻訳者の石井登志子さんの訳もいいんだと思います。
    素敵なベスコフ作品、数ありますが、低年齢のお子さんには、特にお薦めです。

    投稿日:2010/02/09

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  • もっとおりこうだよ!

     娘に読んだ初めてのべスコフ作品。私自身がべスコフの絵本を好きで、娘が赤ちゃんの頃から少しずつ集めていたのですが、娘も物語を十分に楽しめる年齢になり、これから1冊、1冊、いっしょに読んでいくのが楽しみです。「ペレのあたらしいふく」も、ベスコフの作品の中では、小さい子向けの、読みやすいお話だと思いますが、「おりこうなアニカ」のほうが、主人公も女の子ということもあり、今の娘に重なる部分が大きいかな、と思い、初めて読むベスコフの絵本として、こちらを選びました。

    さて、「アニカは とても おりこうです。」と読み始めると・・・
    「Jは、もっとおりこうだよ!」(早くも対抗意識を燃やす娘。まだアニカがどんなにおりこうかも読んでないんですけど〜!) 娘は、自分のほうがおねえさんだから(「アニカはまだ3歳だよね」と言ってます)、アニカよりもっといろんなことができるし、ほめられることもいっぱい、と確信しているようでした。そんなわけで、アニカがどうして「とてもおりこう」なのか、知りたくてたまらない娘は、お話も真剣に聞いていました。

    アニカが途中で出会った大きな犬は、娘がかわいがっている愛犬とそっくり! ますますお話に引き込まれていきましたが、「うちにも、こんな賢い犬がいたらよかったのに・・・」と娘。この犬が言葉を話せる(アニカが犬とお話ができる)からでしょうか? アニカのことも助けに来てくれましたしね。
    次に会ったのは、ほらふきウッレ。「マイロス(牝牛)の二倍もある魚、つってきてやるよ!」と豪語するウッレに、娘はげらげら笑いこけていました。
     やっと柵の中まで入って、砂場で「プリン」を作りながら、マイロスを見張っているアニカでしたが、マイロスがそのプリンを鼻で押してつぶしてしまい、アニカもマイロスの鼻をぽんと押す場面で、娘はまた、いかにも子どもらしい笑い方で、声を立てていました。

     そして、小人たちの登場で、さらに物語の世界が楽しくなっていきます。娘ももう夢中! 小人たちがお礼にくれた真っ赤な野いちごに、アニカと同じく、小人の存在を心から信じたようでした。
    野いちごのいっぱい入ったバケツを手に、にこにこ顔のアニカと、フナのように小さな魚しか釣れなくて、恥ずかしそうなウッレ。娘はここでもくすくす可笑しそうに笑っています。

     活発で、ちょっとおませで、お手伝いも大好き。想像の世界で遊ぶのも、動物や自然が好きなところも、アニカにそっくりな娘・・・きっとベスコフのほかの作品も気に入ってくれることと思います。

    投稿日:2009/03/19

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  • べスコフ絵本の入門としてよいのでは?

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳

     べスコフの絵本の中では短めのお話です。低学年で読み聞かせに使用されていました。
     幼いアニカは牛が柵の壊れているところから逃げ出さないように、自ら進んで見張りをすることに・・・。犬とこびとの助っ人によりお手伝いは無事完了、お土産つきというハッピーエンド。
     「ブルーベーリーもりでのプッテのぼうけん」や「もりのこびとたち」「どんぐりぼうやのぼうけん」を思い起こさせるこびとの登場。これらの絵本を読む前、べスコフ入門として幼稚園児から楽しめる絵本だと思います。

    投稿日:2009/03/06

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  • 子どもの世界

    夢の中をすごしている、小さい子どもたちからするとアニカのしていることは普通の世界の出来事なのかもしれません。この時代のことをいつまでも忘れないでいてほしいなぁと思わせられる絵本です。それにしても、小人さんのパンケーキ食べてみたいなぁ!息子も身を乗り出して聞いてくれる一冊です。

    投稿日:2007/08/22

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  • 素敵なアニカの一日

    主人公アニカは自分のことは自分でできるし、お手伝いもするし、とってもおりこうな女の子。
    そんな良い子は実際いないよ、と思うのですが、説教臭くありません。
    そして、小人の登場も自然に思えちゃうところが、さすがベスコフの物語!!
    娘がもう少し大きくなったら、この絵本を読んであげたいです。
    ファンタジーさとしつけを兼ね備えた、素敵な絵本です。

    投稿日:2007/05/17

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  • おりこうにしていると……

    春の野原らしい色彩と、ベスコフの正統派〜!という絵が目を惹きます。

    お母さんがしてくれないから自分でするけど、してもらえるならそれに越した事はないと思っている娘。
    アニカの身支度には母が「こんな子供ウソだよ〜」と指差してせせら笑いたくなりました。
    さらにはあの遠まわしなお母さんの言葉を受けて、自発的にお手伝い。
    そこへ行くまでの誘惑にも、お手伝いがあるからダメだとはっきり断れる。
    あまりに娘にかけ離れていて、もうちょっとで「アニカを見習いなさい」なんて説教をたれてしまいそうになりました。
    娘も意外な思いで聞いていたようです。

    えらい子にはご褒美があるという、昔ながらの話運びでしょうか。実際親になってみて、こういう話は大人の身勝手に思えてしてはいないのですが、私が小さい頃はよく言われたものです。絵本の力を借りてだったら、たまにはこういうのも悪くないな。
    娘の意外性に満ちた表情を見ていて思いました。

    しかしあそこで妖精が出てくるところがまたベスコフらしいですね。
    出てくるのに、それらしい前ふりエピソードなんて要らないぐらい当たり前に周りにいる存在なのでしょうね。素敵だな。

    投稿日:2007/03/02

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  • こびとの焼くパンケーキって

    • 有彩さん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    ひとりでふくを着たり、顔をあらったり、お手伝いもよくできる女の子アニカ。お友達に遊びに誘われても、お手伝いをするから行けないということをちゃんと言います。
    娘はそこのところで一言。「遊びにいっちゃだめなんだよね。だからアニカはおりこう。」
    こびとにパンケーキをすすめられるのは、「こびとが焼くパンケーキって小さすぎてちゃんと食べれるのかな。」だそうです。ファンタジーの世界に入り込めるベスコフの素敵な絵です。

    投稿日:2007/01/07

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  • 不思議な、でも素敵な1日

    エルサ・ベスコフさんのパステル調の優しい絵が魅力的です。
    アニカはまだ小さな女の子なのに、会話の受け答えをみてもほんとうにおりこうさん。家のお手伝いもしっかりこなします。誰かに親切にしてもらったら、ちゃんと「ありがとう」を言うところが偉いなあ〜と感心。子どもにこの絵本を読んで、押し付けがましくせず挨拶の大切さを教えてあげたいなと思いました。
    犬としゃべったり、こびとがあらわれたり、ちょっと不思議なことが続く、でもラストには美味しい野いちごを食べて、かわいい子うさぎと遊んで。アニカの素敵な1日に自分も満たされた気持ちになりました。

    投稿日:2006/11/05

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