「ともだちや」シリーズの第7弾になります。
冬が近づき、クマやヤマネは冬ごもり。
「それじゃ、はるまでな」
キツネとオオカミは、冬ごもりする友達にお別れのご挨拶。
キツネは、近くにいたヘビに気付いたのだけど、
なんとなく苦手で、挨拶しそびれて・・・
ヘビに挨拶できなかったことをずっと気に掛けているキツネ、
そんなキツネの様子に(そうか・・・)と気付いてしまうオオカミ。
こういう思いやりがあるってことは、優しい気持ちを持っているからこそなんでしょうね。
春が来てからのキツネとオオカミの行動に拍手!
「やあ、ともだち」っていう挨拶も最高だなって思います。
あいつは ともだちかな?
あいつも ともだちなのかな。
ごちゃごちゃ考える前に、挨拶しちゃえば答えが出るのかも。
挨拶って大事だな、挨拶って嬉しいな、挨拶ってすごいな、
この絵本でそういうことを息子が感じてくれたらいいなって思います。
このシリーズは、忘れかけていた人間関係の基本を思い出させてくれますね。
大人にも是非読んで欲しいシリーズです。