1930年、今から75年以上も前に出版された絵本とは思えません。挿絵も全然古い感じがせず、新鮮な挿絵です。
お話は、小人たちが「ぼうしのおうちに」住んでいましたという素敵な設定から始まります。この時点で息子は本の世界へ。
お母さん小人が出かけ、留守番をしている3人の子供小人たち。お母さんに褒めてもらおうと、家の掃除を始めるのですが・・・もうその姿が実に楽しそう。息子は真っ黒になったみんなの姿にニコニコでした。
その後の展開には、親の私がびっくり。
現実にこんなことになってしまったら笑えない・・・です。
でもこの絵本にでてくる子供たちは、すごく前向きで豪快です。だって「お仕置きじゃなくて、おうちを直すのを手伝って!。」とこんな台詞がいえちゃうんです。
だからこの絵本は好きです。