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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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つきのよるに」 みんなの声

つきのよるに 作・絵:いもと ようこ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年09月
ISBN:9784265034994
評価スコア 4.27
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • 親からの自立とは・・・

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    生まれてすぐに自分で立つこと、それが動物にとって生きていく第一歩。そして、親と共に行動をしながら、生きていく術を体で学び、やがて、親は子どもを突き放し、子どもはひとりで生きていく。
    あんなに優しかったかあさんがぼくを突き飛ばしたことで、大きな衝撃を受けるが、読み手には、そのやさしいタッチの絵で、やんわりとしみこんでくるような気がする。また、親の立場で見ると、人間も、見習わないといけないのではと、改めて考えることだった。

    投稿日:2007/11/17

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  • 愛された記憶があれば、生きていける

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    今までずっと傍にいて、ぎゅっと寄り添って生きてきたおかあさんと子どものシカ。
    前半の愛情が溢れているような、いつも寄り添う姿は、後半のひとり立ちへの布石でしょうか。
    あれだけ愛情のストック(身も蓋もない表現ですみません)があれば、それを支えに一人でも強く生きていくことができると言っているかのようです。
    「子別れの儀式」というのは、一見残酷に見えますが、子どもがこれから生きていくためには必要なこと。
    この本は、それをストレートに描いています。
    ただ、おかあさんが子どもを突き放すシーンは、唐突すぎる印象を受けました。
    いもとようこさんの絵が、前半は美しいのですが、そのシーンだけしっくりこないような気がします。
    例えばかわいいアニメのキャラクターが、唐突に意地悪してしまうような違和感がありました。
    もう少し大人びた絵の方が、厳しさがあって良かったかもしれません。
    子どもに読み聞かせる時は、小学生くらいからなら、十分に対応できると思います。

    投稿日:2007/03/26

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  • 寄り添うということ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    離れていても、直接声が聞こえなくても、その人の存在を感じる事こそ、
    本当に寄り添っている事だと思います。

    まだ幼い動物が、母に突き放されて、一人ぼっちになって、
    母の声に励まされます。

    別れは辛いものです。
    最近、とても好きだった作家が亡くなりました。
    とてもショックでしたが、その方が残した本はもちろん、考え方、姿勢を引き継ぐ事で、
    その人は生き続けるのだと思いました。

    親離れをした子どもたちに、親や先生や周りの大人たちの声が、
    聞こえてくるとといいなと思います。
    その声で、迷っても戻ってこれるといいなと思います。
    大人は、正しい声をかけなければいけませんね。

    投稿日:2006/12/12

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  • 大きめの子に読んであげたい本です

    あとがき・・・まで読んで、この本は、完結します。
    動物は、親のほうから「子別れの儀式」をするそうです。
    その言葉を受けて、親も子供も納得・・・といっても、4歳の子供には、少し難しいみたいです。

    儀式の前に、お母さんが子供に言った言葉は、大人の私にも心に響きました。
    小学生以上のほうが、この本が心に響いてくるのではないかと思います。

    私は、とっても好きな本です。

    投稿日:2006/09/04

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  • 見習ったほうがいい・・やっぱムリでした。

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    「つき」という言葉にひきつけられらしく息子が借りてきました。
    「月」ってなんとなくうれしくなったり、ワクワクしたりするのでしょう。
    そんな息子には衝撃的だったにちがいありません。
    月の晩に生まれたカモシカの赤ちゃん。
    かあさんに見守られ、何度も何度も転んでふんばって
    立ち上がりました。
    かあさんに食べることや冬の過ごし方もたくさんたくさん教わりました。
    が、ある日突然かあさんに突き飛ばされます。
    そしてかあさんは戻ってこなかった・・。
    動物の一人立ち、子別れのシーンが突然やってくるのです。
    野生動物たちのたくましさ、生きていくことの意味を改めて見せつけられます。
    子別れの意味がよく分らなかった息子は「ひどいお母さん!」と大憤慨。
    説明するとしばらくだまっていました。
    その後ピタッとくっついてきて離れなかったので、
    いもとさんの「ちょっぴり見習ったほうがいいかも・・」という言葉を
    慌てて飲み込みました。
    カモシカ親子にはとうていなれそうもない私たち親子です(苦笑)・・。

    投稿日:2006/07/11

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  • 愛情表現

    • ほんともさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、女の子0歳

    つきのよるに生まれたカモシカの成長を描いた絵本です。生まれてすぐに自分の足で立ち上がり、幼くして自分の力だけで生きていく。自然界の動物の厳しい現実は、まだ2歳の娘には少し理解できないようでした。それでも、一生懸命に聞き入っていました。
    思いっきり褒めて抱きしめてあげるのも愛情表現、でも時には本気で叱ることも愛情。甘えさせるばかりで怒ることをしない親も多い現代、考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/06/23

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  • 子育てを考えさせられました

    • ゆうぴっぴさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳、男の子1歳、女の子1歳

    『人間は未完成で生まれてくる。なぜなら、動物は生まれてすぐに自分で立ち上がり、間も無くして自力で餌を求め、幼いうちに親から離れることを強いられる。けれど人間は、そうではないからだ。』
    このようなことを学生の頃、講義で聞いたことを覚えています。この絵本を読んでこれを思い出しました。動物は子別れがあるから、濃く・短く愛情をかけるんでしょうね。それを善しとするわけではありませんが、人間は確かに親の加護を受ける時期が長いと思います。私も子供に対して過保護かなぁ、と思えることが多々あります。なので、読んだときに私自身が考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/06/01

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    • ロボチさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    この本を最初見たときに、正直難しい内容だったのでまだ無理かなと思ったのですが、「ふんばって、ふんばって」など言葉の調子がとてもリズミカルで子供の耳にはスッと入るらしく、自然界の厳しさがわかりやすく書かれているのもとても気に入りました。我が家の上の子は母親が子供を突き飛ばす場面やママなんか嫌いだ〜嫌いだ〜と泣くシーンになると必ずシーンとなり、本に見入ります。そして、この本を読んでから、月を意識するようになり、夜空を見ては「ママ、お月様が僕の後をついてくるね」と言うようになりました。私が子供の頃には、よく目にする光景ではありましたが、今では空を眺めるというそんな些細な事さえ日常から消えている毎日に気づかせれる一冊でもありました。

    投稿日:2006/05/09

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  • ひとりだち

    ニホンカモシカのこどもが
    生まれてひとり立ちをするまでを描いた絵本。
    満月の夜、母さんは子どもにいいます。
    「ころんでも ころんでも おまえは ひとりで たちあがった。おまえは つよいんだよ。ころぶたびに おまえは」つよくなっていくんだよ。」
    つらい子別れのシーンでは涙を誘います。
    卒業や入学の時期に読んであげたい絵本です。

    投稿日:2006/03/22

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  • 胸に突き刺さるひとこと。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    カモシカの誕生から、子別れまでを、静かに優しく、いもとようこさんの独特な絵で語ります。

    子別れのシーンは、テレビの動物番組などでもよく目にしますが、やはり、人間の(子離れできてない)親にとっては、胸がしめつけられる気がします。

    次女も目にいっぱい涙をためて聞いてます。

    でも、これが自然なんだ!
    ひとりで強く生きていかなければならない、自然界の掟を、とてもわかりやすく伝えてくれる絵本だと思います。

    ゆきぽんさんもおっしゃってるように、赤やピンクの文字は、何だか浮いてしまって、せっかくの雰囲気を壊してしまってるような気がして、残念です。

    いもとさんのあとがきにもあるように、
    『人間もちょっぴり見習った方がいいかも・・・。」
    胸に突き刺さるひとことですね。

    投稿日:2005/09/09

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