「ノンタンぱっぱらぱなし」 みんなの声

お片づけをしないノンタン。ウサギさんのお家、くまさんのお家を散らかして片づけしないで帰って行っちゃった。すると、紙くず、ゴミ達がノンタンについてきた。たちまちノンタンの家はゴミだらけ・・・。ノンタンは必死でお片づけしたよ。そしたら　ゴミ達もでていった。きれいなのが一番だね、ノンタン。

娘には、おかたずけしないと、かみくず、ごみくずがついて来るシーンが、相当心に強烈に残ったらしく「ぱっぱらぱなしだよ。おかたずけしようね。」と、言うとテキパキがんばりはじめます。
しかし、時には、「あぁ〜。ぱっぱらぱなし〜。」と、娘の厳しいチェックも入りますが・・・
絵本の影響ってすごいな。と、感じた１冊です。

ノンタンって、絵本の主人公にしてはかなりのいたずらっ子で、わりと困ったちゃんですよね〜？だから、子供も私も共感できちゃいます。（実は私自身が、ぱなしだったりする！恥・・・こんなところで油売ってないで、大掃除したら？って・・・）
自分のうちもそうですが、お友達のうちをちらかしっぱなしで帰ってきちゃまずいよね〜。
最後にちゃんと気付くから、ホッとします。そうそう、いたずらや困ったことをしちゃっても、その後どうするかが肝心なのですね。この本は恩着せがましくなく、子供自身が気付くようにかかれているので、いいですね。

この絵本を見てから、子ども自身が「お片づけしないと、紙クズゴミクズがついてきちゃうよ！」というようになり、受けた影響は大きかったようです。いつまで続くのやら（笑）

ノンタンのシリーズは、子供の日常に体験する事がかかれているので、とても身近に感じます。一見、しつけ絵本のようにもみえますが、ぱなしのノンタンの楽しそうな様子をみていると教訓じみたかんじもなく、子供も楽しみながらお片づけを実感してくれるようです。ちらかしている絵本を良く見ると、「あかんべノンタン」の本があったりと、絵の中にもこっそり楽しいものがかくされています。

ノンタンがぱっぱらぱっぱら、ちらかしてしまうお話です。その散らかしたゴミにノンタンがからまって、大変なことになります。子どもは片付けが好きではありませんが、ゴミだらけになるとか、からまっちゃうとかいうのは、単に綺麗にしなければと言うよりも具体的でわかりやすいと思います。

この本を読み聞かせて、「ノンタンのように散らかして、ゴミがまわりにくるの嫌でしょう！だから片づけよう！」と、小さい頃言いながら一緒におもちゃなどを片づけたました。
ノンタンのシリーズでうちの息子がなぜかさけた１冊です。
「片づけなさい！」と言われるのが嫌だったんでしょうかね？